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BBSミーティング!(BBSシリーズ第三話)
作:OGRE



「さっ、どうぞ、遠慮しないで。散らかってるけどごめんね。」
「う、ううん、そんなこと、ないけど・・」
 ひとしきり泣き喚いて落ち着いた僕を、引っ張るようにして連れてきたのがこの部屋だった。こぢんまりとしたアパートメントで、どうやら彼女は独り暮らしらしい。女の子の部屋に入るなんて、数年前に妹のシャミーにそれを断られて以来、なかったことだ。
「ほーら、入って!あっ、ちゃんと鍵とチェーンお願いね!」
「う、うん・・」
 バスルームらしき扉の向こうから叫ばれて、僕は思わずそれを実行してしまった。部屋の壁は薄いクリーム色で統一されていて、家具や扉も落ち着いた色合いでまとめられている。どちらかといえばボーイッシュな感じがする部屋だ。
 女の子の部屋・・。たまにちらっと見るシャミーの部屋は、もっとピンクの壁紙とか映画俳優のポスターが貼ってあって「いかにも」とゆー感じだったけど、こーゆー落ち着いた雰囲気の部屋もあるんだなぁ。
 アパートメントの一室のせいっていうのもあるんだろうけど、どちらかといったら知的な感じのする彼女に、このシンプルな内装はピッタリのように思えた。
「あら、まだそんなとこにいたの?」
 突然彼女がバスルームから顔を出して、戸口できょろきょろとあたりを見渡していた僕はびくっとして彼女を見た。
「な、なに?」
 あーあ、きっと、スケベな奴だって思われたんだろうなぁ・・。
「ほら、こっち来て顔洗いなさいよ。そんなに泣きはらしちゃって、“カワイイ”女の子が台無しじゃない。ねぇ?」
 彼女は“カワイイ”って部分に冗談めかしたアクセントをつけてみせ、クスクスと笑いながら僕の手を取ってバスルームに引っ張り込んだ。それから押すようにして僕を洗面台の前にセットすると、ポンと後ろから両肩を叩いて言った。
「ほら、もうお湯出るからね。タオルはそこにかかってるの使ってかまわないからね。私、キッチンでお茶入れてるから。」
 僕がともあれ頷くと、彼女はもう一度ニコッと笑ってバスルームを出ていった。
「“カワイイ”女の子・・・・」
 彼女の言葉を繰り返しながら、僕は鏡に映る自分の顔をぼんやりと見つめた。
 盛大に汚れた顔。そこには“ラルフ”の面影がなくもなかったけど、自分でもこの顔が自分のものだとは思えない。僕は自分の両手を顔に当ててみた。そうだ、僕は女の子になっちゃってるんだ・・。
 でもホント、泣きはらして目のまわりが真っ赤に腫れている。涙でメイクが落ちたのか、青みがかった黒いスジが頬を伝って顎まで伸びている。ブロンドの髪は汚れてくすんでボサボサだ。
 おもわずプッと吹き出したけど、意に反して表情は哀しげに歪んだ。なんか、朝から泣いてばかりいるみたいだ・・。
 そう思うと、朝目覚めてこれまでに起こった事がぐるぐると頭の中に渦をまいて、またじんわりと涙が出てきそうになる。
「くそっ!なんで女の子はこんなに涙腺が緩いんだよっ!」
 僕は胸のあたりにこみ上げてきたものをグッとこらえると、コックをひねって盛大にお湯を出し、顔を叩くようにして洗いはじめた。

    *     *     *     *

「あら、生き返ったわね。クレンジング・クリーム使ってよかったのに。」
 やっと落ち着いてリビングのソファーに腰掛けてた所へ、彼女が湯気の立つマグをトレイに載せてやって来た。肩よりちょっと長い赤毛を後ろでまとめている。そうか、お湯で洗っただけじゃメイクはきれいに落ちないんだ。前に、母さんとシャミーがあれがいいこれがいいって議論してたっけ・・。
「紅茶、飲むでしょ?砂糖とミルクは?それともレモン?」
「えっ!?あっ、ううん、いらない。ありがとう。」
 彼女が渡してくれたマグを両手で受け取ってその温かさを確かめる。ふぅーっと吹くと、アール・グレイのいい香りが鼻をくすぐった。男のときより強く感じるような気がする。それともいい葉っぱを使っているのかな。
 慎重に一口飲む。心地よい熱がのどを下り、まだちょっとつかえていた胸のもやもやを溶かしてくれた。思わず息をついてしまう。
「ああ・・」
「よかった、落ち着いたみたいね。」
 うわっと!彼女が向かいのソファーに座って僕の顔をのぞき込んでいた。あわてて彼女の視線から目をそらす。ニコニコとそれを見ていた彼女は、突然はっとした顔になって口に手を当てた。
「あっ、いけない!」
「えっ!なっ、なに?」
 すいません、ドキドキしてました!思わず飛び上がってしまった僕に、彼女は笑いながら言った。
「やだ、私達ったら、まだ自己紹介もしてなかったわね。」
「あっ、たっ、確かに・・」
 ホッ。
「私、ステファニー・マイルズ。ステラって呼んで。カレッジに通ってるの。」
「あっ、わっ、わたしは、ええっと、リディア・ネイビー。今は・・ええと、」
 なんて言おうか詰まってしまったところで、彼女・・ステラがとび色の瞳で僕をじっと見ているのに気がついた。僕を見ているとゆーより、どうやら自分の記憶を探っているみたいだ。
「な、なに?」
「リディア・・私、前に貴女に会ったこと、あるっけ?」
 うーん、と唸りながら、彼女は自分の額に手を当てる。
「そうか、さっきからなんか引っかかってたんだけど・・あたし、なんか貴女の事、前から・・あのバスターミナルで会う前から知ってるような気がしてたのよ。だからあの時、他人とは思えなくて・・。」
 そうだったのか!ステラが優しい言葉をかけてくれて、それから彼女の胸でわんわん泣いた時のあの感じ、まるで昔っからの友人と一緒にいるような感じだったんだ。でも、僕は目の前の顔に覚えがない。そりゃとびきり美人って訳じゃないけど、知的なステラの顔は、それでいてどことなく愛敬があり、結構かわいい。忘れる筈はない。
 そこまで考えてまたはたと気がついた。待てよ・・よく考えたら今の僕はラルフ・クレイトンじゃなくてリディア・ネイビー(仮名)なんだ。妹や母親にさえわからなかったんだから、たとえラルフとステラが知り合いだとしても、ステラに見分けがつくだろうか?家族じゃないから、逆にそう思うのだろうか?
「うーん、おかしいなぁ。貴女の名前にも覚えがあるのよね・・」
 名前?
 何の気なしにリディア・ネイビーって名乗ってたけど、元を正せばこの名前は昨夜ステ・・
 僕ははっとしてステラを見た。ステラも何かに気がついたらしく、顔をあげて僕を見た。
 そのまま数分間経っただろうか?
 お互い、馬鹿みたいに半分口を開けたまま互いを見つめあっていた。僕は、自分の中の仮説が、彼女の表情の変化に伴って確信に変わっていくのを感じた。多分、僕の表情を見ながら、彼女も同じ事を・・・
『あーっ!?!?』
 僕らは同時に叫んでソファーから立ち上がった。いきおいよく置かれた二つのマグカップから冷めかかった紅茶がこぼれたけど、二人とも気にしなかった。
「ス、ステラ・・・・?」
「リディア・・・・って、えっ?まさか・・・・ラル・・フ?」

     *     *     *     *

 そりゃ覚えがあるはずだ。なにしろこの“リディア・ネイビー”の設定をつくったのは彼女なのだから。僕がどーしてこんなことになっちゃったのかはわからないけど、少なくともこの身体(と格好)は、下着からアイシャドウの色(流れちゃったけど)まで、ステラが事細かに設定してくれたもの、そのままだったんだ。
「ちょっ、ちょっと、ちょっと待ってよ・・!」
 ステラはきびすを返すと、リビングから隣に通じる扉へかけ込んだ。どうやらそこが彼女の寝室になっているらしい。
 彼女は黒いノートパソコンを持ってくると、マグカップを押しのけるようにして(僕は慌てて二つのカップをトレイごと退避させた)リビングの低いテーブルに置いた。 床の絨毯に直接膝をつくと、僕の方など見もせずに、彼女は素早くパワーキーを押してスリープモードを解除する。フィーンというハードディスクの回転音が、部屋の中にやけにこだましているみたいだった。
 僕は液晶画面をステラの肩越しにのぞき込んだ。えらくカスタマイズされたデスクトップ画面があらわれると、ステラは細い指をトラックパッドの上で滑らせ、タップして次々とフォルダを開いていった。その余りの手際のよさに、ついつい指先に見とれてしまっていた僕は、彼女の呟く声に我に返った。
「ええっと、これじゃないし・・こっちでもないわ・・ね。・・これよ!」
 彼女が開いたのは一つのテキスト・ファイルだった。エディタを操作して画面をスクロールさせると、そこには見覚えのある文字列が表示された。それは、家に帰れば僕のPCにも残っているはずの、昨日の晩ステラとしたチャットのログだった。
「これ、昨日のログ・・?」
 思わず洩れた呟きに、ステラは僕をふり返ってまじまじと見つめた。僕はマグの乗ったトレイを持ったまま、どぎまぎと目をそらしてしまった。
 ステラはまた画面に戻ると、さらにスクロールさせて僕のキャラが“リディア”に変身した場面を表示させた。そこには、ステラ自身が入力した“リディア”の特徴が、微に入り細に入り書かれている。僕もちょっとは注文を出したけど(例えば・・おしりはあまり大きめでなく、とか・・・・。なにしろ、その時には自分がその身体になってしまうなんて、想像してなかったんだ。だからちょっとぐらい好みを言ったっていいだろう?)、ほとんどはノリまくったステラが決めたことなんだ・・この身体のスタイルは。
 彼女はまた額に手を当てて、画面と僕とを交互に見比べた。一行一行、画面のテキストと僕の姿を比較しているようだった。
 ブロンドの髪や緑の瞳、ちょっと小さめでローズピンクのルージュがまだ残っている唇の具合から始まって、ほっそりとした首、自慢の(と彼女が決めた)鎖骨、細く繊細な肩。白いブラウスとその下のボリュームと、ネイビーブルーの、ちょっとタイトなスカートに、それとお揃いの(ソファーに置いてある)ジャケット。
 ステラはちらりとジャケットに視線を向けると、最後に黒のストッキングに包まれたすらっとした足から同じ色のパンプスを確かめ、視線を僕の顔に戻した。ステラの目はやや大きく見開かれ、手は額に置かれたまま。
「・・座って。」
 ぽつりと言われて、僕は彼女の言うまま、ステラと同じように床に膝をついた。彼女は手を自分の額から僕の額に移すと、そこにかかっていたブロンドをそっと持ち上げて僕の顔が全部見えるようにした。
「リディア・ネイビーだわ。私が、思っていた通りの・・」
「そっ、そうじゃなくて、僕は昨夜君とチャットしたラルフ・クレイトンなんだよっ!」
 僕は慌てて身を離そうとした。なぜって、彼女の口調はなにかに魅入られたような、妖しい響きに満ちていたからだ。けど、ステラの右手が僕の二の腕をがしっと掴んだ。
「まさか・・ほんとうに、こんなふうになるなんて・・・・」
「ちょ、ちょっとまって!」
 なんとも言えない危機感を感じて、ステラの手を思わず振りほどいてしまった。マグのトレイを彼女に押しつけるようにしてから立ち上がり、とにかく彼女から遠ざかるようにうろうろと部屋の中を歩き始めた。近くにいたら、バクバクいってる心臓の音を彼女に聞かれてしまいそうだったからだ。
「まって・・ちょっと、まってよ・・」
 ぶつぶつ呟きながら歩き回る。ぼんやりした表情のステラは、心なしか潤んだ目で(マジかよ!)僕の動きを追っている。
「まってよ・・ちょっと・・ん?まてよ?」
 聞き逃す所だった!僕はついに道を見つけたのか!?僕は彼女の側に座り直すと、こんどはステラの肩をこっちから掴んだ。安心したような彼女の笑みに、リディアの顔でできるだろう最高の表情を返しながら、言った。
 ..............
「ほんとうにこんなふうになったって、一体どういうことかな?」


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From alt.sex.stories.tg Fri Dec 13 18:31:12 1996
Path: nienor.IN-Berlin.DE!sauveur!IN-Berlin.DE!fub!fu-berlin.de!news.nacamar.de!
news-feed.inet.tele.dk!www.nntp.primenet.com!nntp.primenet.com!ix.netcom.com!
news
From: madrabit@ix.netcom.com(Madrabbit)
Newsgroups: alt.sex.stories.tg
Subject: TG: BBS OOOOOOOPS! by Unknown
Date: 13 Dec 1996 08:27:42 GMT
Organization: Netcom
Lines: 86
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NNTP-Posting-Host: mon-ca5-20.ix.netcom.com
X-NETCOM-Date: Fri Dec 13 2:27:42 AM CST 1996


BBS☆ハプニング!
(原題:BBS OOOOOOOPS!
作:不詳
訳:八重洲二世



 こんなことになるなんて、思ってもみなかったんだ。
 だって僕は、ただロールプレイングゲームの話をしてただけなんだから。
 それが、どうして、こんなことに……

 その晩、僕はステラとチャットしてた。
 ステラとは、ネット上で知り合ったんだ。
 彼女は僕と同じで、大のロールプレイングマニアだった。
 それで僕らは、その晩もネット上でチャットを使ったセッションをしてた。
 彼女のキャラは女魔法使いだった。
 ゲームが進むうちに、僕のキャラは彼女の女魔法使いの術によって女の子に変化することになった。
 リディアは、こういうちょっとアブノーマルな展開が大好きなものだから、ずいぶん気合いを入れて僕のキャラを性転換してくれた。
 変化の魔法によって、僕のキャラは、すらりとしたブロンドの女の子に変えられたそうだ。
 彼女は、変化後の衣装まで熱心に説明してくれた。普段着と、職業用装備の両バージョンを。ほんとに、彼女はこういうシチュエーションになると気合いが違う。
 なんでも、普段着は、黒のセクシーなホットパンツに鎖骨の露出するデザインのセーター、それと膝下までのロングブーツらしい。もちろん、アクセサリーも着けていて。
 ちなみに職業用の服装はネービーブルーのジャケットとスカート、ブラウス、それに黒のパンプスだ。
 彼女の熱心な説明のお陰で僕は、女になった僕のキャラをありありと思い浮かべることができた。なんだかちょっと気恥ずかしいけど、たまにはこういうのも悪くないかも知れない。
 それからしばらくして、一区切りついたし、今日はこのへんで、ということになった。
 チャット終了の前に、彼女は僕に、新しく発見したというBBSのことを教えてくれた。
 かなり面白いところで、一度は見てみる価値あり、だそうだ。
 彼女はしきりと、アクセスしてみろ、と言う。
 僕は彼女に尋ねた。
「いやに熱心に勧めるんだね。どうして?」
 彼女の返事はこうだった。
『だって君、せっかく女の子になったんだもの。そこのBBSね、女性専用なのよ。女の子になった記念にぜひアクセスしてみなよ』
 あの……もしもし?
 女になったのは、あくまでもゲーム中のキャラなんですけど。
 とはいえ、ちょっと興味をひかれたのも確かだった。
「そうだね。じゃあ、番号教えてよ」
 彼女は番号を教えてくれた。
『ぜったい女の子で通さなきゃダメだよ。男だってバレたら、その場でBBSからデリートされちゃうんだから』
「うん、分かった。教えてくれてサンキュ」
 僕らはチャットを終了した。

 僕はさっそく、この新しいBBSに入ってみることにした。
 教えてもらった番号にアクセスし、認証手続きに入る。
 ここで僕が男だとばれちゃまずいわけだ。
 少し考えてから、僕はさっきのゲームでステラが描写してくれた変身後の僕のキャラをそのまま認証に使うことにした。
 ステラは新しい名前も用意してくれていた。
 女になった僕のキャラは、「リディア」という名前なのだ。
 というわけで、氏名の欄にはリディアの名を記入する。
 人種は白人、髪はブロンド、瞳の色はグリーン……
 最後に性別欄には当然、「女」と記入。
 これでよし。
 手続きを終えて、僕はBBSの探索を開始した。
 しばらく色々見てまわってから、なるほど、と僕は思った。
 ステラが勧めてくれるわけだ。ファンタジーゲーム関係のボードとしては、今まで見たなかで一番の充実度だった。
 などと感心しているところへ、突然、電話のベルが鳴った。
 一瞬びくり、としてから僕は受話器に手をのばした。
「はい」
『もしもし、こんにちは。リディアさんはいらっしゃいます?』
 うーん、これはどういうことだろう。
 いや、偶然だろう。ただの間違い電話だ。
「あ、えーと、もしもし? そちら、番号をお間違えのようですけど……」
『そうですか。失礼いたしました』
 そう言って、電話は切れた。
 ところが、その直後だった。
 コンピュータ画面にシスオペからのメッセージが表示された。
 いつの間にか、チャットモードに入っている。
『ハイ、リディア。ちょっといいかしら。認証手続きであなたの記入した通話用の電話番号、これで合ってるのかしら』
 僕は、そうだ、と答えた。
 すると、また電話が鳴った。
 受話器を取ると、さっきと同じ女性の声がした。
『もしもし。こちら女性専用BBSシスオペのシンディと申します。失礼ですけど、そちらのリディアさんの御身分を確認いたしたいと思いましてお電話さしあげた次第ですが……』
 うっ……。
 やば。
 これは観念した方が良さそうだ。
 僕は素直に謝ることにした。
「あの、すいません。リディアってのは偽名です。実は、女友達から、ここのBBSが面白いって聞いて、で、女性専用だったもので、つい……」
『あら、そうでしたか』
 シスオペのシンディさんは、少しくだけた口調になって言った。
「あ、でも、どうしてここ、女性専用なんですか? こんなに内容が充実してるのに、ちょっともったいないですね」
『うふふ、どうもありがと。それじゃあ、特別に今夜だけは、アクセスを許してあげることにするわ』
「え、ほんと?」
『ええ。存分に楽しんでいってね。特に、魔法・呪術関係のボードなんて、お勧めよ』
「ありがとうございます!」
『どういたしまして。……じゃあね。ごゆっくり、どうぞ』

 僕はシンディさんお勧めの、そのボードをさっそくのぞいてみた。
 ……なるほど。
 これはすごい。
 どうやら、あのシスオペのシンディさんは、相当のファンタジー・マニアらしい。
 僕もずいぶんファンタジーには通じてるつもりだったけど、シンディさんの魔法に関する知識の深さには驚くばかりだった。
 まるで本物の魔法使いが記事を書いてるみたいだ。
 ちなみに、ボードには注意書きが載っている。
男人禁制。禁を破った者には、しかるべき災いが降りかからん
 要するに、これは、ボードからデリートされるということだな。そう、僕は理解した。
 一通り内容を見て回り、そろそろアクセスを切ろうかと思っていたところへ、タイミング良くシンディさんからのメッセージが届いた。
 それにはこう書いてあった。
『おやすみなさい、リディア』

 しばらくしてから僕はパソコンの電源を落とし、ベッドに潜り込んだ。
 僕は眠りに落ちた。
 どうにも、へんな眠りだった。
 体中あちこちを突っつかれたり、いじり回されてるような奇妙な感覚が夢うつつに伝わってくる。
 その奇妙な感覚が頂点に達して、僕は眠りから醒めた。
 おや。
 僕は周りを見渡した。
 いつの間に、僕はソファで寝ていたんだろう。
 あくびをしながら、眠い目をこする。
 なぜか長い爪が顔に当たった。
 爪はきのう切ったばかりのはずだ。
 だいたい、僕の爪はこんな赤いマニキュアを塗ってたりはしな……い……?
 ぎょっとして、僕は全身を点検してみた。
「ええっ?!」
 僕は黒のパンプスを履いていた。
 少しタイトなスカートが下半身を覆っている。スカートは、腰のあたりで丸みを帯びてカーブを描いている。
 上半身には白いブラウスと、その上にスカートと揃いのネービーブルーのジャケット。
 恐ろしいことに、ブラウスの胸は、ふっくらとふくらんでいる。
 この格好は……
 思い当たるのはただ一つ。
 これは、ステラが作った「リディア」の姿だ。
 寸分の違いもなく、僕の着けている衣装は、チャットでステラの説明していた通りのものになっている。
 僕は洗面所に直行した。
 姿見に全身を映してみる。
 鏡の中で、ブロンドのキュートな女の子が、少し怯えた目で僕を見つめていた……
 
つづく……?!



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BBSランナウェイ!

作:六浄院 光刻

BBS・ハプニング!
(原題 "BBS Ooooooooops!")
原作者不詳

第2話
「BBS・ランナウェイ!」
作・六浄院 光刻



何で・・・何でこんな事になっちゃったんだろう!?
僕は、パソコン通信を楽しんでいただけなのに・・・!
自分の着ている服に違和感を覚えて、鏡を覗き込んだ僕は、顔色を失った。
鏡の中から、ブロンドのキュートな女の子が、真っ青な顔で僕を覗き込んでいた・・・。

<><><><><><><>

僕は慌ててカーテンを閉め、着ている物を脱ごうとした。
そうさ。これは誰かの悪戯に違いない。おそらく、妹のシャミーの仕業だろう。昨日は、遅くまで例のBBSにのめり込んでいた。多分、ちょっとやそっとでは起きそうにない僕を見て、これ幸いとばかりに、僕にシャミーか母さんの服でも着せたに違いない。多分、メイクやマニキュアは悪乗りだろう。
そんな事を考えながら、ジャケットをベッドに放り出し、シャツのボタンに手をかけた僕は、手首に触れた奇妙な弾力感に、全身の神経が逆立つような焦燥感を覚えた。
 触ってみると、シャツの上からでもはっきりとわかる膨らみが2つ。泣きそうになってシャツを脱ぐと、そこには・・・キュートなブラに支えられた、一目でそれと分かるバストが横たわっていた。

 僕は目の前が真っ暗になった。
 誰かの悪戯で、胸まで膨らむわけがない。もしそうだとしても、悪戯のレベルを軽く超えるほど大掛かりすぎて、だれもこんな悪戯を考えつきやしないだろう。
 てことは、僕は本当に女の子になってしまったんだ。
 リディアの姿になっている事から見ても、考えられる原因は一つ。
 嘘ついてまで、あのBBSに入らなければよかったんだ。
 悔しさで、いつのまにか僕は泣き出していた。

 泣くだけ泣いて、どうにか落ち着きを取り戻した僕は、改めて鏡を見た。
 黒いパンプス。ネイビーブルーのスカート・ジャケット・ブラウス。パンプスに合わせた、黒いストッキング。顔を覗き込めば、ローズピンクのルージュ。
 見ているうちに、なんだか自分の体が汗臭い事に気が付いた。ふだんなら気にも止めないような匂いなのに、今日はやけに気になる。おそらく、感覚が女性化している証拠だろう。
 ちょうどいい。自分の身体がどうなってしまったのか、気になる所でもあるし、何しろさっきまで泣きはらしていたもんだから、我ながらひどい顔だ。とりあえずシャワーでも浴びよう。
 といっても、おそらく家族の誰もこの騒ぎを知らないだろう。これは面倒だ。
 だれもリディアなんて知るはずもないし、まさか僕はラルフ=クレイトンで、昨日パソ通やってたらこんな姿になった、なんて信じやしないだろう。
 この時間だから、父さんは仕事に出ているはずだ。母さんとシャミーに見つからないように、バスルームに潜り込むしかない。

 キッチンで一人料理^H^H趣味に走っている母さんをパスし、どうにかバスルームの前まで辿り着いた僕は、ここまで来れば大丈夫とばかりに、ドアを勢いよく開けた事を後悔した。
「きゃっ!」
 何と! シャミーが裸で身体を拭いていたじゃないか! あわててドアを閉めたが、もう遅い。
 おお、神様!
 しっかり目が合ってしまった。おそらく、シャミーは自分が僕にヌードを見られた事をしっかり理解しているだろう。シャミーの事だから、泣きながら僕にシャンプーボトルを投げつけて、母さんに告げ口するに違いない。母さんは真っ赤になって僕を殴り付け、来月から僕の小遣いは大幅にカットされる事は間違いない。
 そんなしょーもないことで不安を募らせていると、ドアの向こうから声がした。
「いいわよ、あたしもうすぐ出るから」
 予期していなかった反応に、僕は一瞬パニックになった。
「え!?」
「入るんでしょ? シャワー。あ、もしかしてあたしが気になる? 恥ずかしがる事ないじゃない。女同士なんだし」
 僕は、シャミーとの予期せぬ鉢合わせで混乱して、もっと重大な事を忘れていた!
 それにしても、今のシャミーの反応からみて、僕はパッと見、普通の女の子に見えるらしい。安心したような悲しいような、複雑な気持ちでドアを開けた。

 中では、シャミーがブラを付けている最中だった。彼女は一旦ちらっと僕を見て、全然気にも止めないような感じで作業を続行した。
 むしろ僕の方が恥ずかしかった。反応に困って、ジャケットに手をかけたまま硬直していると、シャミーが聞いてきた。
「兄貴の彼女?」
「え!?」
「だぁかぁらぁ、兄貴の彼女なんでしょ?」
 いろんな思いが交錯して、思わず僕は答えてしまった。
「ええ、そうよ。」間違っても、本人だとは言えなかった。
 その答えに安心したのか、シャミーは手を差し伸べてきた。
「始めまして。妹のシャミー・クレイトンです!」
「え・・・ええ、リディア・・・リディア・ネイビーです。よろしく。」
「だからネイビーブルーで決めてるの? しゃれてるのね。」
 とっさに出てきた名前だったけど、言われてみればそんな気がする。あるいは、その印象が頭に残ってたのかも知れない。
 着替えを終えて出て行く直前、シャミーはこんな事を言って、僕を赤面させた。
「それにしてもやるわね。兄貴の部屋で外泊なんて」
「ち、ちがうわよ!!あたしは・・・」
「いいからいいから。男なんて、一旦その気にさせちゃえばイチコロなのよ。じゃね」
 あれは絶対どこかで、育ち方を間違ったに違いない。

 ともあれ、邪魔者をようやく追っ払った僕は、改めて服を脱ぎはじめた。
 こうしてみてみると、確かに本物の女の子としか見えない体つきだ。バストは・・・女性のファッションの事はあまりよく知らないけど、おそらく「Cカップ」ぐらいあるんだろうか? 形といいつやといい肌触りといい、確かに「ちち」だ。
 視線を下に落とした瞬間、僕は思わず生唾を飲んでしまった。(こ・・・このスカートの中には・・・僕の知らない“世界”が・・・)今日何度目かのパニックになったあと、僕は意を決してスカートを下ろした。

 シャワー室で、僕は身体を洗いながら、いつしか全身の肌触りを確かめるように、肌という肌をなで回していた。
 まだ生えかけだった体毛は、一夜で姿を消していた。顔から爪先まで、僕の肌は見違えるように白く、滑らかで、きめの細かい物に変わっていた。
 バストは、まるで深めのシチュー皿をくっつけたような形をしていた。こういうのを「美乳」って言うんだろうか?
 ウェストはくびれ、頭まわりと同じぐらいになっている。むしろ驚いたのはヒップだ。適度な丸みを帯びて、肩幅と同じぐらいに広がっている。と言うより、肩幅自体がちょっと狭くなったような気さえするんだけど。
 その下に目を移すと、最近ごつくなってきたいつもの脚は姿を消し、すらっと伸びた白い脚が水を弾いていた。その脚の間に・・・・
 そう、一番の問題はこの脚の間だ。いつもの見慣れたアレは、どこをさがしてもなかった。そして、何やら見慣れない物が姿を現したので、僕は思わずそこで思考を止めてしまったのだ。
 しかし、元に戻る方法が分からない以上、しばらくはこの身体と付き合っていかなきゃならないわけで、そのためには、今の自分の状態をよく知っておく必要があるんだ。
 そうだ、これは別に変な事でも何でもないんだ。うん。
 自分に言い聞かせるように、口から飛び出しそうな心臓を押さえ、僕は神秘のベールに包まれた「その部分」に手を伸ばした・・・。

「そこまでよ!」突然、バスルームのドアをぶち破るような声がした。
 驚きのあまり、2重の意味でパニックになりながら、ドアに向って振り向いた僕を待っていたのは、僕に向って散弾銃を突きつけた母さんの姿だった。
「人の家に黙って上がり込んで、シャワーまで使おうなんて、図々しいったら有りゃしない!」
「ちょっと待って!僕・・・じゃなかった、あたしは・・・」
「バスルームで話し声がするもんだから、おかしいと思ってシャミーを問い詰めたのよ! ラルフのガールフレンドですって!? よくそんな白々しい嘘がつけたもんね! ラルフなんて、今この家にいやしないわよ! ったく、どこほっつき歩いてんだか!」
「だからほんとだってば! 昨日家出して、行く所がなかったから・・・」
「ホントだとしても同じ事よ! この泥棒猫!」
 そう言って、母さんは僕に散弾銃の先を押し付けた。
 状況:はっきりいって、ヤバい。この人なら本気で殺しかねない。
「あたしも女だからね。裸のままなんて無慈悲な事は言わないわ。
 さぁ! とっとと服を着て、この家から出ていきなさい!」
 その直後、僕の頭上で、一発の銃声が聞こえた。

 数時間後。住み慣れた家を野良猫同然にたたき出され、本当に「行く所がなくなって」しまった僕が、町外れの公園で見つかった。
 状況は最悪だった。
 財布は部屋に置いてきてしまった。まぁ、持ってたとしても金額なんてたかが知れてるけど。
 外を歩いてみても、誰も僕がラルフだとは思わなかったようだ。親友のウォーレンまでもが
「ヒュゥ!おい見ろよ!すっげぇキュートな女の子が歩いてるぜ!」と、僕をさして言っていたぐらいだ。
 もう誰も、僕を助けてはくれない。
 もう日が暮れる。今朝から何も食べてない。
 この季節に、スカートではやはり寒い。
 
「男子禁制:禁を破りし者には、然るべき災いが降りかからん」

 あのBBSの警告は、こういう事だったんだ。
 好奇心の代償としては、余りにも高すぎる授業料だ。
 いつしか僕は、手のひらで顔全体をおおって、まるで女の子のように泣き出してしまった。

「お嬢さん、どうしたんだい」
 すきっ腹を抱えて、街中のカフェテリアのサンプルを物欲しげに見ていた僕に、誰かが声をかけてきた。
 普段の僕だったら、「関係ねーだろ!」とか捨て台詞を吐いて、そのまま行ってしまう所だが、今の僕は、精神的にすごくアンバランスな存在だった。あるいは、心まで女性化が始まっているのかも知れない。それに、振り向いた先に立っていたのは、上品そうな中年男性だった。おそらく、心のどこかでこのおじさんを信頼したのだろう。
「家を追い出されて・・・お金もないの」
「それは可哀相に。さぁ、僕といっしょにおいで。夕食をおごってあげよう」
 その言葉に、僕は思わずそのおじさんに抱き着いていた。
 ・・・この時点で、気づくべきだったんだ。

「何するんだよっ!」
 2時間後、街一番の高級ホテルの一室で、貞操の危機を迎えた僕が叫んでいた。
 あの後、食事をしながら僕の身の上話(当然、「男だった」なんて信じてもらえるはずもないので、大部分は作り話だ)を聞いてくれたおじさんは、僕のために部屋を取ってくれると言い出した。渡りに船とばかり、話に飛びついた僕は、その部屋でこんな目にあっていた、って寸法だ。
「何って、ナニに決まってるじゃないか」
「止めろよ!こんな事になるなんて聞いてないぞ!」
 僕は、今の自分がリディア=ネイビーである事も忘れて、おもわず地声で叫んだ。
「これこれ、女の子がそんな乱暴な口調はよくないなぁ。それに、あまり反抗的な態度もねっ」
 そう言いながらウィンクしたおじさん、いや、親父の顔は笑っていた。僕は、背筋に言い知れぬ恐怖を感じた。
「やめろぉぉぉっ!」とうとう僕は腕を振り回して暴れだした。その腕が親父の顔に当たった瞬間、それまで紳士的だった親父の顔が見る間に紅潮した。
 次の瞬間、激しい平手打ちが僕の顔に飛んだ。
「あまり手間をかけさせるなっ!!」
 別人のような口調で、親父は僕の動きを封じた。
「いいか、俺は今からシャワーを浴びてくる。誰かを呼ぼうなんて、馬鹿な考えは起こすなよ。おまえは納得ずくで、この部屋に入ってきたんだからな。」
 その豹変ぶりに、僕は抵抗する気力もなくなり、ただマリオネットのようにうなずくしかなかった。
 親父がバスルームに入ってから、僕はこれからの事に、初めて具体的な不安を抱いていた。
 あの親父は、多分僕を弄ぶために近づいたのだろう。その事自体への嫌悪感はもちろん、その後がまた問題だった。明日の朝には、僕はまた無一文で大通りに放り出されるだろう。逆に親父が味をしめて、僕をどこかに閉じ込めておもちゃにするかもしれない。
 どっちに転んでも、僕にはお先真っ暗だ。
 不安と恐怖で考えのまとまらない頭の中に、どこからか澄んだ声が聞こえてきた。

 やりなさい・・・・やりなさい・・・・やりなさい・・・・

「いい子にしていたようだね。さぁ、大人の女にしてあげ・・・」
 バスルームから出てきた親父の後頭部に向って、僕は引っつかんだ電話機を振り下ろした。
 その力が、男だった頃に比べて全然ないような感触がして、僕は一瞬激しい焦りを覚えた。でも、親父は僕のもくろみ通りに倒れた。
 あとは親父を縛り上げて、朝までここにいて、それから・・・と考えていた僕の視界に、倒れた親父の後頭部から流れる血が飛び込んできた。しかも尋常じゃなく量が多い。
 まさか! 僕は顔面真っ青になって、親父の胸に耳を当てた。
 心臓の音が聞こえない。
 なんてこった! 僕はとうとう人を殺してしまった!

 気がついたら、僕は遠い街に向かうバスの中にいた。
 あのあと、僕はパニックになりながら、親父の財布を取りだし、ホテルを抜け出した。
 おそらく、倒れた時の音を不審に思った誰かが、部屋に入ってくるだろう。そして、いっしょに部屋に入った僕が、真っ先に疑われるに違いない。
 もうこの街にはいられない。少しでも早く、遠くに逃げなければ!
 その思いだけで頭がいっぱいになり、僕は一目散にバスターミナルに走った。
 そして、どこでもいいから州境をこえるバスの切符を買い、逃げるように(逃げてるんだけど)バスに乗り込んだ。出発してすぐ、バスがホテルの前を通った時、そこには大量のパトカーがサイレンを鳴らして走っていた。間一髪で僕は何とか逃げおおせたわけだ。
 もう、この街に帰る事はできない。元に戻れば何とかごまかせるかも知れないが、今の状況ではそれも期待できない。
 状況:かつてない危機だった。

 翌朝、辿り着いた街のバスターミナルの裏で、ぼくは全ての気力を失って呆然としていた。
 街の名前は・・・どこかで聞いたような気もするが、思い出せない。でも何かが引っかかる。
 不安どころか、僕はまだ昨日のパニックから抜け出せないでいた。
 そんな僕をよほど変に思ったのか、誰かが声をかけた。
「そんな所でどうしたの?」
 ふと顔を上げると、そこにはハイティーンぐらいの女の子が立っていた。
「きれいなカッコしてるとこ見ると、ホームレスじゃないわよね。」
 なおも僕が、状況を飲み込めずに顔を見つめていると、彼女は僕に手を伸ばして、こう言った。
「いいわ。いらっしゃい。どうせ家出でしょ? このままじゃ風邪引くわよ。」
 しかし、その伸ばした手が、僕に昨日の親父の記憶を呼び起こした。余りにも、昨日とシチュエーションが似過ぎている。僕はまたパニックになり、思わず怯えてあとずさった。
 すると、彼女は僕の腕を取り、その手のひらを彼女の頬に当てた。
「・・・冷たい・・・。可哀相に、よっぽど恐い目に会ったのね。でも大丈夫よ。これからは私がついてるから。」
 そして、いきなり彼女は僕を抱きしめてきた。
 服の上からでも、彼女の肌触りはとても心地よかった。
 僕は、そのぬくもりに安心して、彼女の胸に顔を埋めた。
 その時、張り詰めていた緊張の糸が、音を立てて切れた。

 涙が止まらなかった。

 その女の子が、一昨日までチャットで会話していたステラ本人だったなんて、その時の僕には知るよしもなかったんだ。

BBSハプニングシリーズ
第3話につづく・・・?

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ながらくおまたせしました。
予言通り、BBSハプニングの続編をお届けします。
しかし、我ながらハイテンションな展開ですねぇ。
ラストのステラ・リディアのシーンなんて、
自分で書いてて泣き出したほどですから。

ところで!
実は第3話のプロット、全くできてません。そこで、第3話を書いてくださる方を
募集しています!
いっそこうなったら、リレー小説にしませうか?

じゃ、そーゆー事で。
(以上、次回作の構想まとめで忙しい作者でした。)

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