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保母さん

作 : 月と太陽

 


 

 「華代ちゃん」シリーズの詳細については、

 http://www7.plala.or.jp/mashiroyou/kayo_chan00.html を参照して下さい。

 

こんにちは。 初めまして。 私は真城華代と申します。

 最近は本当に心の寂しい人ばかり。 そんな皆さんの為に私は活動しています。

 まだまだ未熟ですけれども、たまたま私が通りかかりましたとき、お悩みなどございましたら是非

ともお申し付けください。

 私に出来る範囲で依頼人のお悩みを露散させてご覧にいれましょう。 どうぞお気軽にお申し付

けくださいませ。

 報酬ですか? いえ、お金は頂いておりません。 お客様が満足頂ければ、それがなによりの報

酬でございます。

 さて、今回のお客様は・・・

 

 

 「うえーん。 憲ちゃんが僕のおもちゃ取ったー。」

 「何だよ。 これは僕が先に見付けたんだ。」

二人の園児がおもちゃを取り合って喧嘩している。

 「二人とも何してるの! だめでしょ。仲良く遊ばなくちゃ。」

私は桜井美穂。 聖トランス幼稚園で保母として働いている。

 まだ就職して3ヶ月の新米の保母ですが、毎日こんな調子で子供たちが言う事を聞いてくれな

いので、このままやっていけるか心配です。

 「はい、はい。 次はお昼寝の時間ですよ。 みんな静かにお寝んねしましょうね。」

 「はーい。」

 元気のよい園児たちの返事。

 

 「わーい。」

 数人の園児たちがお昼寝しないで、走り回ってる。

 「こらっ。裕太君、剛君。 ちゃんとお昼寝しなさい!」

 「だって、眠たくないんだもん。」

あいかわらず、言う事を聞かない園児たち。

 

 しばらく経って、ようやく静かになる園児たち。

 「はあー、やっと寝てくれた。 子供は全然言う事を聞かないから疲れるわ。」

 「ホント、このまま保母さんを続けていけるかな。」

 美穂はついついひとり言を言ってた。

 「それが悩みですか?」

 背後から少女の声が聞こえた。

 振り返ってみると、そこには小学生ぐらいの少女が立っていた。

「あなた誰? 勝手に入ってきたらだめでしょ。」

「私はこういうものです。」

 そう言って少女は名刺を差し出した。

 「ココロとカラダの悩み、お受けいたします。 真城華代」

 そこにはそう書かれていた。

 「あらそう。 で、華代ちゃんは何をしてくれるの?」

 美穂は少女の遊びに軽く付き合うつもりで質問をした。

 「どんな悩みでも解決します。」

 「毎日子供相手で疲れてるの。 もっと言う事を聞いてくれたらいいんだけどな。」

 「わかりました。 お行儀よくなったらいいんでしょ。 お安い御用で!」

 華代ちゃんはそう言うと、風のごとくその場を去っていった。

 その瞬間、幼稚園内が異様な空気に包まれた。

 

 さっきまで走り回っていて寝付いたばかりの剛君が体の異変に気付いて起き上がった。

 「剛君どうしたの?」

 美穂は剛君のもとへ駆け寄った。

 「なんか、体が熱い。」

 そう言った剛君の身長がどんどん伸びて、美穂と同じぐらいになった。

 幼稚園の制服がピチピチになっている。

 胸のあたりがむくむくと膨らんできて、制服のボタンがはじけとんだ。

 立派な乳房があらわになった。

 お尻がぐぐぐっと大きくなり、半ズボンがお尻に食い込んでいる。

 脚は、ほどよく脂肪ののった、むっちりとした太ももとなり内股になっていく。

 仕上げに足首がきゅっとしまり、可愛いらしい女性の脚となった。

 股の間にあった突起物は、子供のままであったため、もともと小さかったが、更に小さくなりそこ

から消えてしまい、代わりに立て向きの溝が掘られていった。

 腕と手は白く、細いものとなる。

 「先生、僕の体どうなったの?」

 そう言った剛君の声は、これまでよりも可愛らしい声に変わっていた。

 髪の毛が肩まで伸びて、顔つきも幼さの残る少女そのものになった。

 

 変身はそれだけで終わらなかった。

 まず、あらわになっていた乳房にブラジャーがあてがわれた。

 次は着ていた制服がピンク色に変わり、体に合わせて大きくなった。

 半ズボンは股の間の布が無くなり、グレーのミニスカートに変わった。

 その中では、アニメのキャラクターのついたブリーフから絵柄が消え、小さなリボンのついたパン

ティになっていた。

 履いていた靴下が股までぐんぐん伸びて肌色のパンストになり、可愛らしい脚を引き立てた。

 どこからともなく通園用の黄色い帽子が飛んできて頭にちょこんと載った。

 その帽子は、ピンク色になり、つばと横の分だけを残して上の部分がなくなってしまった。

 剛君の変身はそこで終わった。

 

 美穂は周りを見回した。

 そこで美穂は、またも信じられない光景を目にしたのだ。

 憲ちゃんが、裕太君が...いや、園児全員が剛君と同じように変身していく光景だった。

 次々とピンク色にグレーのスカートを履いた少女が出来上がっている。

 全員がその姿に変身した途端、合唱のような声がした。

 「いらっしゃいませ。 ご注文は何ですか?」

 「ご一緒にポテトはいかがですか?」

 全員が某ファーストフードの店員になってしまった。

 

 

 これでばっちり!

 やっぱりお行儀がいいといったらこれですもんね。

 これで保母さんも疲れなくてすみますよ。

 いやー、人助けって本当に気持ち良いですね。

 みなさんも悩み事や困った事があったら私を呼んでくださいね。

 では、また!

 

 

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