華代ちゃんシリーズ






「天罰」

作・KAZE
(原案者・真城 悠)




「華代ちゃん」シリーズの詳細については



http://ts.novels.jp/novel/kayo_chan/kayo_chan.html


を参照して下さい





 こんにちは。初めまして。私は真城華代と申します。
 最近は本当に心の寂しい人ばかり。そんな皆さんの為に、私は活動しています。まだまだ未熟ですけれども、たまたまた私が通りかかりましたとき、お悩みなどございましたら是非ともお申し付け下さい。私に出来る範囲で依頼人の方のお悩みを露散させてご覧に入れましょう。どうぞお気軽にお申し付け下さいませ。

 報酬ですか?いえ、お金は頂いておりません。お客様が満足頂ければ、それが何よりの報酬でございます。

 さて、今回のお客様は――



――朝靄がかかる、神社の境内

ザーッ、ザーッ、ザーッ

「あ〜ぁ、折角の日曜だと言うのに、こんな朝早くから掃除とは…
 神社の息子というのも考え物だなぁ」

一人の少年が竹箒を動かしながら文句を言う、が、やがて

「あ〜っ、もぅ、ヤメだ、休憩、休憩」

少年は竹箒を放り出すと、狛犬のところに置いてあったペットボトルをとると

「はい、はい、ゴメンね」

と言って本殿前に置いてある賽銭箱の上に腰掛けた。

罰当たりな行為だが、ココに座って境内を眺めるとなんだか自分が神様に
なったような気分になる。

持ってきたペットボトルを口にする。

「それにしても、こんなもん拝んで御利益があるのかねぇ…」

再びペットボトルを口にする。

少年はしばらく考えた後、本殿の方を向くと

「神様、毎朝こうして掃除をしているんだから、可愛い巫女さん出してくれないかな?、 いいかげん一人での掃除も飽きてきたし、結構ポイントがたまっていると思うんだけど…ダメ?」

「………」

静寂があたりを漂う…



「…それが、おにいちゃんの悩みですか?」

「えっ」

突然の声に少年はあたりを見回す。

「まさか…神…」

「こっちよ、こっち」

声のした方をみると、本殿の横から一人の女の子が出てきた。

少年は賽銭箱から降りると

「キミは?」と訪ねた。

少女はそばに寄って来て「はい、これ」

と言って1枚の名刺のような紙を差し出した。

「ココロとカラダの悩み、お受けいたします 真城 華代」

とそれには書いてあった。

「なんだ、神様じゃないのか」

「え?」

「いやいや、こっちのハナシ」

「で、僕の悩みを解決してくれるって言うけど、お姉さんでも紹介してくれるの」

「ううん」少女は首を振る

「なんだ」

「でも、おにいちゃんの悩みは簡単に解決できるよ」

「え、どうやって?」

「つまり、巫女さんがいればいいんだよね」

「まぁね」

「それじゃぁ…行きますよ、そぉ〜れっと」

ふわっ…一陣の風が吹き抜けた(様な感じがした)。

「うわっ」僕は身構えた。が何も起きなかった。

「なっなんだ?」

すると、急に胸がくすぐったくなった。

「?」

両手を胸に持っていくと、2つの膨らみがムクムクと成長している。

「!!」

身体の変化は胸だけではなかった、手が細く小さく白くなっていく

「あわわ…」

伸びた髪の毛が首もとを覆う、腰がくびれ、肩幅が狭くなる。

いつの間にか内股になった少年はその場に座り込んだが、彼の変化はさらに進む。

ズボンは大きく広がると、朱染めの緋袴になり、

Tシャツは白衣になって、胸の膨らみを引き立たせる。

足下の靴は草履にかわり、白い足袋が足を飾る。

髪の毛はさら腰まで伸びたところで、彼いや、彼女の変化は終わった。




チチチ…

小鳥の声が響く境内に一人の巫女が座り込んでいた。

呆気にとられていた彼女の口からようやく言葉が出た。

「神様…これって天罰…ですか?」




おはようございます。真城華代です。

たまたま寄った神社で依頼人に会えるなんて、やっぱり早起きはするものですね。

さて、何か困ったことがありましたら何なりとお申しつけ下さい。
今度はあなたの街にお邪魔するかも知れません。

それではまた。




あとがき

ども、KAZEです。

華代ちゃんシリーズ第3弾をお送りします。

相変わらず下手な文章でごめんなさい。さて、今回の話は「少年少女GALLERY」 に上がっている”みっしんぐ”さまの「天罰覿面」を見たときにふと思いついた ストーリーを華代ちゃんシリーズとして書いてみました、如何でしたでしょうか?

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