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奈緒の憂鬱  設定集 作:SAYA

※ この物語に登場する人物名、アイテム名、その他の固有名詞は実際には存在しません。あらかじめご了承ください♪


《登場キャラクター》

【煎杜 奈緒(那雄)】 主人公 【(偽名)紅葉寺 奈緒】
 高校一年生で『烏戒 明』の中学からの親友にて密かな幼馴染。幼い頃『契約の双輪(プラミスリング)』を元に結婚の約束を明と交わしたのが原因で、現在、女性化の呪い(笑)にかかっている(男性時の時でもかなり女の子らしいのだが)。契約が中途半端にかかっている為、指輪と外すと女の子になり、嵌めると男になる(戻る)。武術の腕(蒼雅古武術)は浩の次に強い。バンドのボーカル。呪い(契約)を解く為と明を欺くため、偽名を襲名。

【煎杜 浩】 奈緒の兄
 奈緒の兄で高校二年の副生徒会長。奈緒に振られて以来毎回暴走する生徒会長を沈黙させるのが浩の学校での仕事。武術の腕は奈緒より強く、密かに奈緒の手助けをする妹(?)思いのお兄ちゃん(要するにシスコン)。

【煎杜 藍&裕貴】 奈緒と浩の妹と弟
 中学二年の二卵性双子。藍は浩が大好きっ娘。裕貴は奈緒(女性化後)が大好きな変態。

【煎杜 戎壱&麻奈華】 奈緒達の父親と母親
 戎壱はドタコン(娘大好き人間)な父親で時効刑事。麻奈華は自分の病院を持つ最優秀な医者。

【烏戒 明】 奈緒の親友(婚約者)
 那雄(奈緒)と同じ高校一年(クラスは別)で中学からの親友。那雄がナオちゃんだって事はまだ知らない。バンドのベース。

【緑山(みのりやま) 和也】 理奈の幼馴染
 奈緒と同じクラスでバンドのギター担当。大食漢で歴史マニア。理奈の暴走ストッパーでもある。

【豊寺(ゆなでら) 理奈】 和也の幼馴染
 和也と同じく奈緒と同じクラスでバントのドラム担当。沸点が低くキレやすいが、主に犠牲になるのは和也(笑)

【木野(この) 灯】 KONOグループ会長の娘
 奈緒達と同じ高校一年(クラスは別)でバンドはキーボード担当。文字通り金持ちの娘ではあるが親の脛かじりではなく自分で金を稼ぐほどの実力者。最近では『契約の装飾具(アクセサリー)』の研究に携わっている。奈緒の『契約の双輪』のこの部類に入り、奈緒の呪い(契約)を解くのに一役を買っている。

【浅田 智香】 浩と同じ生徒会メンバー(書記)
 奈緒達と同じクラスにて那雄(男性時)の時、常に奈緒を追いかけては捕まえて女装させ、写真に収めている。ちなみにその写真が売られている事は奈緒は知らない。

【轟 剛(とどろき つよし)&大城 ひなた】 奈緒達兄妹の沖縄に居た時の幼馴染
 奈緒達(奈緒、浩、理奈、和也)と一緒に『O・H・C(オーク)』に出場。剛は奈緒と浩と同じく『蒼雅古武術』の門下で奈緒の次に強い(昔の段階の話)。ひなたはごく普通の常識ある女子高生。


《「契約の装飾具(アクセサリー)」について》

 何時、何処で、何の為に作られたのかいまだに不明点が多い古代の遺産。現在確認されている装飾具は30個前後。その内18個は木野グループによって保管、研究材料にされている。その形は色々とあり、奈緒の持っているような指輪型もあれば十字架の様な物もあり、契約(願い事)の条件も内容もそれぞれ異なる。

 過去の世界大戦やその他の戦争や大きな事件などにもこれが関わっていると言う専門家も多く、歴史に関わった昔の有名人もアクセサリーを持っていたんではないかと和也は睨んでいる。

 灯は科学の視点からアクセサリーがもたらす影響力やその原理の解析の理論。和也は歴史から攻めており、これが解明されればある程度の謎が解明されるんでないかと思う。


《あらすじ》

 夏休み前、リフォームした家に引っ越す時に出てきた指輪(幼い頃に明からもらった見た目が玩具に見える指輪)を嵌めた途端女の子になった奈緒。それ以来指輪の効力により指輪を取ると女の子になってしまうという呪いになってしまった(指輪を付けている間は男に戻れる)。灯や和也が色々と調べた結果、奈緒と明が幼い時、この指輪を元に契約(大きくなったら結婚するという約束)したのが原因だった。呪い(契約)を解くには明が契約を交わしたナオちゃん(今の奈緒)以外の女性を好きになる事が条件である。だがその本人は奈緒を諦めきれず、街中を探し回っている。

 はたして奈緒は無事、男に戻れるのだろうか…………?
 はたまた明の手によって女性の階段(ちょっとエッチな表現)を上がってしまうのか…………?
 それは指輪を含む『契約の装飾具(アクセサリー)』を作った古代の神にしか分からない…………


《おまけ》

奈緒:「・・・・・・・・・・・・・・・・」

浩:「ん? どうした奈緒。鏡なんかをじっと見て」

奈緒:「え? あ、いや、別に大した事ないよ。単に俺、全然髭とか生えないなーって思ってさ」

浩:「確かにお前、髭どころか脛や腕もあまり生えてないよな」

奈緒:「うん。だから何でだろうなーって」

浩:「だったら付け髭とかしてみるか?」

 と言って付け髭(どこから持って来たかは不明)を俺に渡す兄さん。それを鼻の下や顎に付けてみた。

浩:「似合わんな」

奈緒:「そうだね……」

 結論。奈緒に髭は似合わない。


《おまけ2》

裕貴:「………。(コソコソ)」

 深夜の家の廊下にコソコソとどこかに向かう双子の片割れ。その行先は奈緒の部屋。つまり寝ている兄(?)の部屋に忍び込もうという魂胆らしい。

藍:「むにゅ……。何してるの、ゆうき?」

裕貴:「っ!! 〜〜〜〜っ!!!(涙目)」

 突然掛った声にビックリして壁に頭から激突する裕貴。

藍:「だいじょうぶ?」

 まだ眠いのか、虚ろ気な感じで問う双子の片割れ。

裕貴:「な、何とか……って藍、お前寝ていたんじゃ……」

藍:「うん……? 藍はトイレに行ったから部屋に戻るんだよ?」

 と言って寝ぼけている藍が行った先は双子の部屋……ではなく、

裕貴:「っておい! そこは俺達の部屋じゃねー!」

 と、止めるがもう遅い。藍は裕貴が忍び込もうとしていた部屋。つまり奈緒の部屋に入って行ってしまった。

裕貴:「ああもう! こうなったら勢いに任せるか」

 と、続いて裕貴も奈緒が寝ている部屋へと入って行った。

裕貴:「うおっ!? こ、これは……!」

 裕貴が見た物。それは仲良く一つの布団に寝ている奈緒と藍。状況で言うと、奈緒と藍が互いに互いを抱き枕にして寝ている状態だ。これはちょっと男には刺激が強い光景だ。

裕貴:「っと、こうしている場合じゃない………」

 そういって裕貴は懐からある物を取り出して、藍と奈緒の寝姿に向かってある事をした。


 翌日。

浩・戎壱:「「おおおお………!」」

 朝早く、裕貴は夜中に撮ったデジカメの画像を兄である浩と父親である戎壱に見せていた。その刺激の強すぎる画像に浩の鼻には鼻血が出ていて、兄としての威厳が全くない。

 昨夜、裕貴が浩と戎壱にお願いされたのは『奈緒の寝顔をデジカメに撮る事』で、裕貴はその報酬として任天堂の最新機種『WII』を買ってもらう約束をしていた。

藍:「……………(赤面)」

 そこへ、藍が顔を真っ赤にしながらやって来た。

浩:「ん? 藍、どうしたんだ? 顔、真っ赤だぞ?」

 事情を知らない浩が藍に尋ねる。が、藍は更に真っ赤になってその場から逃げだした。

浩・戎壱:「「???」」

 首を傾げる二人に事情を知っている裕貴は苦笑するしかなかった。


《おまけ3》

奈緒:「母さん!!」

 バン! という音と共に奈緒は、母親である麻奈華の部屋に怒鳴りこんで来た。

麻奈華:「あらあら奈緒ちゃん。駄目よ、女の子がそんなに怒鳴ってはしたない───」

奈緒:「俺は女じゃね───! って、そうじゃなかった。母さん、何だよあのクローゼットは!?」

 そういう奈緒が指差したのは、奈緒が自分で部屋から引きずって持って来た一つのクローゼット(移動可)。中にはびっしりと女物が入っていた。

麻奈華:「何と言われても……奈緒ちゃんのお洋服よ? 最近奈緒ちゃんのお洋服、買ってなかったからまとめ買いしちゃった♪」

 そう言って母さんは呑気に笑っている。

奈緒:「そう言う事じゃなくて、何でこの服全部、女になった時のサイズに合わせてるんだ?」

麻奈華:「あら、合わなかったかしら?」

奈緒:「いや、ピッタリすぎて逆に怖いわ!」

麻奈華:「それより奈緒ちゃん。早速、着ているその服は気に入ったかしら?」

奈緒:「着る物が他になかったんだよ! 何で他の服が無いんだ!」

 そう、奈緒が怒っているのはその理由だ。いくら母親の麻奈華が女物を増やしても奈緒が着なければ意味がない。つまり今現状、奈緒の部屋には男物が一つも(トランクスなどの下着も)無い。

麻奈華:「あら、そうなの? 私はてっきり気に入って貰えたのかと……」

奈緒:「誰が好き好んで着るか、こんなもの!」

 どうやら奈緒の部屋にあった男物を撤去したのは麻奈華ではないらしい。では一体、誰が………

戎一:「…………」

奈緒:「………父さん。その手に持ってるのは何ですか?」

 廊下の角に居たのは父親の戎一。視線が合って戎一は素早くその手に持っている物を隠したが、奈緒ははっきり見た。デジカメだ。

戎一:「…………」

奈緒:「……もしかして部屋の男物が無くなったのも父さんが?」

戎一:「さ、さらばだ!」

 すかさず逃げようとした戎一。しかし、

奈緒:「逃がすかコラ!」

 コンマ一秒で戎一の頭を掴み逃げられないようにする。怒りゲージMAX状態の奈緒からは逃げられはしないのだ。

戎一:「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

 奈緒のアイアンクローが炸裂し、煎杜家に悲鳴が轟いた。ちなみに、

麻奈華:「ん〜〜、もうちょっとお洋服のバリエーションを増やした方が良いかしら?」

 奈緒の部屋から男物を撤去したのは戎一ではなくやっぱり母親の麻奈華だった。


《A・TO・GA・KI〜〜〜〜〜!》
 
 お久しぶりです。色々忙しくて執筆する余裕がなかった佐夜です。今回は総集(設定)編と言う事で、キャラクター紹介や、あらすじ、『契約の装飾具(アクセサリー)』についてまとめました。これならわざわざ一話目から読まなくても大丈夫……だと思います(出来れば読んでくれるとありがたいです)。

 次回からは本格的に明も加わって話も加速する予定です。

 ちなみに奈緒は寝る時、指輪を外してから寝ます。つまり女の子の状態で寝るという事です。これは単純に、付けたままだと指輪が錆びてしまう恐れがあるからです。なので奈緒は毎日、指輪を磨いています。そりゃあもうピカピカにね。

 ではまた次回、お会いしましょう♪

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