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=前回までのあらすじ=
フードイッヒ村についた直樹たちは、この村で起きている事件のことを耳にする。
その事件はコーズの事件とそっくりで、同一人物の犯行と予想する直樹たち。
以前と同じ方法で犯人を捕らえると、その犯人はこれまで何度か会ってきた人物だった。
犯人の正体は魔物のカナイギス。てっぺきの防御に苦戦する直樹たち。
そこで直樹たちは、防御中は動けないのを利用して後ろからの反撃に出る。
作戦は成功し、カナイギスを倒すことができた。
一方、バスターンはとうとう例の物を台座にセットしてしまった。
バスターンの世界侵略が進む。その裏でレイチェルは何かを企んでいるようだが……



救世主サリーエンジェル

eighth story retry battle VS Barina & notug & basna

作:NATO



【序章】気候に異変が?【3章】パワーアップ?
【1章】ホットコッド町【4章】ゴーガレムの行方
【2章】VS バスナー&バリーナ&ノットウング【終章】参加者?被害者?増加中……


【序章】気候に異変が?

ディーン「ミスフェルさま。地上に異変が起きています」
ミスフェル「なに?」
ディーン「地上の中心、セントミア付近に邪悪な気配がします」
ミスフェル「とうとう魔王が動きだしたか……」
ディーン「どうします?」
ミスフェル「ナファルさま、ゴーゴンさまに頼るしかあるまい」
ディーン「ですが、ゴーゴンさまは……」
ミスフェル「分かっている。もう少しでお目覚めになるはずだ」
二人はゴーゴンを見つめる。
ゴーゴン「……」
ゴーゴン「ミスフェル……ディーンよ……」
二人「! ゴ、ゴーゴンさま!?
ゴーゴン「違います。私はナファルです」
ミスフェル「ナファルさま?」
ゴーゴン「私はゴーゴンに向けて声を送っているのです」
ディーン「そうでしたか。それで地上のことですが……」
ゴーゴン「分かっています。一刻も早く石版を何とかしなくてはなりません」
ミスフェル「ナファルさまは今どちらに?」
ゴーゴン「地上で勇者を見守りしています」
ディーン「セントミアで異変が起きています。お急ぎください」
ゴーゴン「分かっています。あなた達は今できることに専念しなさい」
二人「は!
ゴーゴン「では、また連絡します」
ゴーゴンから声が聞こえなくなった。
ディーン「ミスフェルさま、やりましょう」
ミスフェル「分かっている」
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【1章】ホットコッド町

大介「で、次の町だが……」
広樹「この橋のような町がそうなの?」
ルナ「そうよ」
直樹たちの前には深い谷があり、こちらの岸とあちらの岸を繋ぐように町があった。
奈緒「まさに『橋』よね」
大介「落ちたりしないのか?」
ルナ「大丈夫よ。もし、落ちたらここに町なんて無いでしょ?」
大介「たしかに」
奈緒「さあ、行きましょう」
直樹たちは町のなかへ入っていった。



大介「今まで色々なことがあったな〜」
広樹「うん。もう、慣れたけどね」
直樹「一番の事件は奈緒だな」
大介「ああ。まさか魔物になっているなんて、思わなかったぜ」
奈緒「ごめんね」
広樹「いいよ。元に戻ったから」
奈緒「ありがと。あの時はルナちゃん、ありがとう」
ルナ「いいのよ。当然のことだから」
奈緒「でも不思議。何も見えないし、聞こえないのにルナちゃんは違った」
直樹「どこかに閉じ込められていたのか?」
奈緒「異次元空間……ゴーガレムはそう言ったわ」
ルナ「なるほどね……」
奈緒「何か分かるの?」
ルナ「熟練した魔術師でないと、使いこなせないマスタークラスの魔法よ」
広樹「マスタークラス……」
大介「俺たち……魔法を強化したほうがよくないか?」
奈緒「無茶よ。まだ中級クラスを覚えたばかりでしょ?」
広樹「でも、魔王に勝つためにはそれ位……いや、それ以上じゃないと勝ち目は……」
四人「……」
ルナ「やってみる?」
広樹「できるの?」
ルナ「あと三体くらいの強敵と戦えば、なんとかなるわ」
大介「要するに経験をつめばいいのか」
直樹「RPGの基本だろ?」
ルナ「ちょうど相手もいるし」
奈緒「え?」
ルナ「隠れても無駄よ! 出てきなさい」
いつの間にか人がいなくなった通りにルナの声が響く。
とてもさっきまで人がいたとは思えない静けさだ。
?「見つかったわね」
?「そのようだ」
?「我、一生の不覚なり」
大介「誰だ!?」
バリーナ「ちょっと相手して〜みたいな」
ノットウング「覚悟!」
バスナー「ふん! さっさと済ませようぜ」
広樹「君たちはあの時の……」
バスナー「サリーエンジェル、今度こそお前らを始末してやる」
バリーナ「降参したほうが身のためよ〜」
ノットウング「邪魔なものは斬るまで……」
ルナ「皆! 変身よ」
四人はコンパクトを取り出した。
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【2章】VS バスナー&バリーナ&ノットウング

バスナー「行くぞ! バーニング!」
バリーナ「ビリビリーン!」
ノットウング「ストーン!」
三人の炎、雷、土の魔法が放たれた!
サリーグリーン「トルネード!」
サリーイエロー「スパーク!」
サリーレッド「フレイム!」
負けずとサリーエンジェルも応戦する。
ドーンと魔法がぶつかった! 威力は互角か?
サリーホワイト「スターライト!」
さらに魔法がぶつかる。ややサリーエンジェルが有利か?
バスナー「やるな」
ノットウング「こちらも負けていられません」
バリーナ「でも、三対四じゃ無理〜」
バスナー「バカ! それでもやるのが俺たちの役目だ」
バリーナ「じゃあ、この状況をどうするのよ?」
バスナー「持ちこたえる」
バリーナ「え〜?」
ノットウング「騒ぐな。集中が乱れる……」
バリーナ「別に集中することはないと思うけど?」
ノットウング「武士たる者、戦のときは常に集中するものだ」
バリーナ「そうなんだ」
バスナー「おい!」
バリーナ「はい、はい。やりますよ〜」
バスナーたちは必死に魔法を受け止めている。
だが、長くはもたずに全員に300程度のダメージ!
バスナー「ならば、接近戦だ!」
打撃での戦法に変えたバスナーたち。数ではこちらが不利だ。
サリーイエロー「はぁ!」
サリーグリーン「それ!」
サリーホワイト「えい!」
サリーレッド「これでどうだ!」
サリーエンジェルの連携プレーだ。三人で殴ったところへ、サリーレッドの追い討ちだ。
バリーナ「痛い! ちょっと、バスナー?」
バスナー「なんだ?」
バリーナ「攻めるどこか、返り討ちじゃない? どうするのよ?」
バスナー「無理を言うな。数ではこちらが不利だ」
バリーナ「だったら最初から相手にしないほうがよかったかも」
ノットウング「仕方あるまい。レイチェルさまのご命令だ」
バリーナ「もうヤダ! あたし、帰る」
バスナー「おい、俺たちを置いて逃げるのか?」
バリーナ「だって〜」
どうやら仲間割れを始めたようだ。
チャンスとばかりにサリーエンジェルは魔法をぶつける。
サリーグリーン「トルネード!」
サリーイエロー「スパーク!」
サリーレッド「フレイム!」
サリーホワイト「スターライト!」
ドーン
バスナー「ぐぁぁぁ〜。こら! お前のせいだぞ?」
バリーナ「きゃぁぁ〜。あたし、し〜らない」
ノットウング「ぐふ……不覚……」
魔法が消えると、バスナーたちが倒れていた。
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【3章】パワーアップ?

広樹「あまり経験にならなかった気がする」
直樹「仲間割れのおかげで勝ったからな」
奈緒「経験不足かも」
ルナ「そうね。もっと経験を積みましょう」
大介「相手はどうする?」
ルナ「もちろんザコの魔物で」
広樹「経験になるの?」
ルナ「やらないよりマシ、程度かな?」
奈緒「かなり時間が、かかりそう」
直樹たちは、しばらくの間トレーニングに励んだ。



広樹「経験はつめたね」
大介「どうだ、ルナ。できそうか?」
ルナ「まだよ。決定的な”何か”が足らないわ」
奈緒「経験はつんだし……後、何が足らないのよ?」
ルナ「前はゴーガレムの助けがあったし、今回も”誰か”の助けが必要よ」
大介「”誰か”って言っても心当たりはないぜ?」
ルナ「これから会う人かもしれないわ」
広樹「探すの?」
直樹「それしか無いだろ?」
奈緒「そうね、探しましょ。帰るため、そしてこの世界のために」
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【4章】ゴーガレムの行方

レイチェル「バスターンさま、ゴーガレムの行方がわかりました」
バスターン「なに!」
レイチェル「サイハテ村で目撃されたそうです」
バスターン「やつめ、何をしようとしているのだ?」
レイチェル「わかりません」
レイチェル「目撃された場所へ捜索隊が向かいましたが、すでに姿は無かったそうです」
バスターン「場所を転々としているようだな」
レイチェル「そのようです」
バスターン「捜索は打ち切りだ」
レイチェル「よいのですか?」
バスターン「かまわん。サリーエンジェル対策に専念するのだ」
レイチェル「はっ!」
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【終章】参加者?被害者?増加中……

?「……あれ、ここは?」
とある村に少年が現れたようだ。
サイハテ村へ向かいなさい……
?「誰? 誰なの?」
あなたの力が必要です……
?「なんのこと?」



?「……ここは?」
とある町に少女が現れたようだ。
サイハテ村へ向かいなさい……
?「キャ! おばけ?」
あなたの力が必要です……
?「なに、なに? どういうこと?」



彼らはよくわからない状況の中、サイハテ村へ向かったらしい。

To be continued...


おことわり

この物語はフィクションです。物語に出てくる 人物、団体は全て架空の物です。実際の物とは全く関係ありません。


〜あとがき〜
遅くなりましたが、八話です。どうでしたか?
終盤は書きたいことがあるので、スムーズにいくはず……
中盤のスローペースを次回作で挽回です。
次回でお会いしましょう。

Monster Files
新規掲載なし。今までに戦ったことがある魔物を再掲載する。
忘れたころに再確認するもよし?

No.1 アメーバ
ストーリー上のザコキャラ代表。水溜りのような敵で動きが遅い。

NO.20 ナイトゴブ
夜行性のゴブリンが進化した魔物。名前の通り夜に活動する。

No.30 ゴーガレム
見た目はお化けだが、これでも魔物。礼儀正しい言葉遣いをする。

No.31 バリーナ
語尾を延ばした言い方をするのが口癖の魔物。「〜みたいな」など

No.32 ノットウング
侍口調の魔物。狙った獲物は刀で二つに切り裂く!

No.33 バスナー
力自慢の魔物。炎を自在に操る。

No.??? シンガーテ
ある実験によって生み出された謎の魔物。

No.104 カナイギス
様々なものに変身する特技を持つ。守りが硬いが、動けないので後ろを取られると弱い。

☆次回予告!☆
奈緒「次回予告です……」
広樹「なんか、疲れたね」
大介「トレーニングを無理してやりすぎたか?」
直樹「そうかもな」
奈緒「私はいいから、適当にやって……」
ルナ「大丈夫?」
奈緒「なんとか……」
大介「奈緒は無理そうだ。ルナに任せて俺たちだけでやろうぜ」
広樹「ということで次回は……」
直樹「寒くなってきたと思ったら、氷山地方にきたらしい」
大介「寒いけど、この先に村がある。行くしかないぜ」
広樹「凍死する前に急ごうよ」
直樹「次回、『nineth story cold! iceberg district』お楽しみに」

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