戻る

=前回までのあらすじ=
ルナから力を与えてもらった四人は早速、力を使いこなせるようにトレーニングを開始した。
しかし、力を使うと男が女になってしまうという欠点があった。
これに三人は変身を拒んだが奈緒のきつい一言で嫌々承諾する。
ある程度のトレーニングを終えると四人は町で旅に必要なものを買いそろえた。
ルナが一番近い村だと言うコーズ村へ付くと早速、石版についての情報収集をした。
残念ながら石版に関しての情報は無かったが、代わりにこの村は夜に畑が荒らされることがわかった。
四人は犯人を捕まえるため夜に張り込みをし、現れた犯人を四人で囲んだ。
畑を戻すよう要求したが、犯人はそれには応じずその場から消え去ってしまった。
旅のついでに消えた犯人を追うと村長に約束して四人は村を後にした。
ルナによると次の町までは距離があるらしく、一日で着くのは不可能らしい。
そのため四人は木が密集しているところで一晩すごすことにした。
いよいよ明日のために寝ようとしているところでルナが魔物の気配を察知。
下手に逃げたりすると気づかれてしまうので先手必勝でこちらから出ていくことにした。
魔物は戦いを挑まれたと察知するとその姿を変えた。
魔物はナイトゴブだったのだ。ルナによると強さはボスクラスらしい。
最初からそんな強敵相手に四人は勝つことができるのだろうか。


救世主サリーエンジェル

second story danger? first battle!

作:NATO



【序章】VSナイトゴブ【3章】サーネット町での冒険
【1章】魔王の野望【4章】VSゴーガレム
【2章】次の町へ【終章】全員集合


【序章】VSナイトゴブ

ルナ「それじゃあ、攻撃開始!」
ルナの掛け声と同時に四人はナイトゴブへ攻撃をした。
サリーレッド「はぁ!」
サリーレッドの飛び蹴りが炸裂! ナイトゴブに10程度のダメージ!(RPG風)
ナイトゴブ「ふん!」
サリーレッドが地面に着地したところをナイトゴブの足払いが襲う!
サリーレッド「のわ!」
サリーレッドは転んで体を強く打ってしまった! 80程度のダメージ!
サリーイエロー「おりゃ!」
サリーイエローの右ストレートが炸裂!
ナイトゴブ「甘いな……」
ナイトゴブは攻撃をかわし、カウンターパンチを放った!
サリーイエロー「ぐは!」
サリーイエローは50程度のダメージを受けた!
サリグリーン「それ!」
そこへサリーグローンが後ろから攻撃を仕掛けた! ナイトゴブに20程度のダメージ!
サリーホワイト「えい!」
そこへサリーホワイトの追加攻撃が炸裂! ナイトゴブに40程度のダメージを与えた!
ナイトゴブ「ほほう……。少しはやるようだな」
ルナ「当然。いくら戦ったことがなくても練習さえすればこのくらい余裕よ」
ナイトゴブ「それは打撃戦のときだけだろう? 魔法戦はどうだ?」
ルナ「え? あなた魔法使えるの? 普通は使えないはずだけど?」
ナイトゴブ「使えるさ。自分で魔術の本を手に入れて学習したのさ」
ルナ「どうせ下級魔法でしょ?」
ナイトゴブ「甘くみないでもらいたい」
そう言うとナイトゴブは何かをつぶやいた。
ルナ「皆、伏せて!」
ルナの叫びで四人はあわてて地面に伏せた。
その直後、四人の頭上を黒い玉が通過し、近くの岩壁へぶつかると
バーンという音と共に岩壁が崩れ、玉は消えてしまった。
ルナ「そ、その魔法はダークナイト!」
ナイトゴブ「そのとおり。下級魔法ではなく、中級魔法だよ」
ルナ「まずいわね。打撃だけじゃ勝てない。下級魔法が使えないと……」
サリーホワイト「負けるってこと?」
ルナ「うん」
サリーイエロー「じゃあ、どうすればいいんだ?」
ルナ「今すぐに魔法を使えるようにすることね」
サリーグリーン「そんな急には使えないよ」
ルナ「やり方を教えるから頑張ってその場で覚えて」
サリーレッド「やりながら覚えるに等しいな……」
その後、四人はナイトゴブからの攻撃をかわしつつ、ルナからの説明を受けた。
ルナ「じゃあ、反撃開始!」
ルナの掛け声と同時四人は反撃を始めた。
サリーレッド「ファイヤボール!」
サリーレッドがそう唱えるとナイトゴブに向かって火の玉が飛び出した。
ナイトゴブ「ほほう、あの短時間でよく使えるようになったな。だが……」
ナイトゴブは魔法を打ち返した。すると火の玉が消えてしまった。
サリーレッド「なに!」
サリーイエロー「これならどうだ。サンダーストーム!」
今度はナイトゴブに向かって雷が放たれた。
ナイトゴブ「甘いな」
またもナイトゴブはその魔法を打ち消した。
サリーグリーン「駄目だ。ぜんぜん効いてないよ」
サリーホワイト「これじゃ、さっきと変わらないじゃない」
ルナ「落ち着いて。四人の力を合わせれば勝てないことはないわ」
サリーグリーン「どうやって?」
ルナ「さっきの打撃戦みたいに相手の隙を作って攻撃するの」
サリーホワイト「そんなこと言われても」
ルナ「魔法と打撃をうまく組み合わせて攻撃すれば、きっとチャンスはあるはずよ」
サリーレッド「よし、その作戦でいこう」
四人は行動を開始した。
まずは、サリーレッドがナイトゴブに飛び蹴りを放った。
サリーレッド「はぁ」
ナイトゴブ「無駄なことを」
ナイトゴブはサリーレッドに魔法を放った。
サリーレッド「今だ!」
そうサリーレットが叫ぶとサリーイエローとサリーグリーンがナイトゴブに魔法を放った。
サリーイエロー「サンダーストーム!」
サリーグリーン「ウインドアタック!」
雷と風の魔法が共にナイトゴブへと向かっていく。
ナイトゴブ「なに!」
ナイトゴブはその魔法を受け止めようと身構えた。

ドーン!

ナイトゴブ「ぐう……」
なんとか受け止めたようだが、150程度のダメージを受けたようだ。
サリーホワイト「私もいることを忘れちゃ困るね。ライトボール!」
ナイトゴブに光の玉が向かっていく。
ナイトゴブ「ん? のわ〜!」
これには防御できず、ナイトゴブは320程度のダメージを受けた。

バタン!

ナイトゴブはそのまま飛ばされて地面に体を強く打ち付けた。
サリーレッド「終わりだな」
サリーレッドはとどめのパンチを放った。
ナイトゴブ「ぐわ!」
サリーレッドの一撃を受けたナイトゴブは力尽きた。
サリーホワイト「やった……の?」
サローイエロー「ああ、奴はもう死んだ」
サリーグリーン「本当に、本当に……僕たちで倒したの?」
サリーレッド「そうとも。その証拠がこれだ」
見るとナイトゴブが消えた跡には銀貨が散らばっていた」
サリーホワイト「嘘……銀貨じゃない」
ルナ「相手が強かったからね。お金もたくさん手に入るのよ」
サリーグリーン「いくらなの?」
ルナー「そうねー。その銀貨だと……全部で3000PNね」
サリーグリーン「た、たったこれだけで?」
ルナ「そうよ」
サリーイエロー「銅貨とは比べ物にならないな」
確かに。単純に計算すると3000PNは銅貨で300枚、銀貨で10枚だ。
サリーホワイト「ねえ、敵も倒したし……そろそろ寝ない?」
サリーグリーン「そうだね」
四人は変身を解くとそのまま眠りについた。
戻る

【1章】魔王の野望

?「バスターンさま、バスターンさま」
バスターン「なんだ、そうぞうしい」
?「申しわけございません」
バシターン「お前が慌てるとは珍しいな。レイチェルよ、何かあったのか」
レイチェル「はっ! たった今、我が配下の魔物が一匹倒されたという情報が入ってきました」
バスターン「その魔物は誰なのだ?」
レイチェル「ナイトゴブです」
バスターン「なに、あのナイトゴブが?」
レイチェル「はい。四人組の少女と妖精に倒されたそうです」
バスターン「なに、女にやられただと? そいつらただ者ではないな」
レイチェル「はい」
バスターン「もしかしたら我の計画を妨げる者かもしれんな……
 よし、奴らから目を離すな。監視するのだ」
レイチェル「はっ!」
バスターン「それと、石版のほうはどうなっている?」
レイチェル「ご安心を。一つ残らず我が配下の魔物に見張らせています」
バスターン「そうか。では例の物は?」
レイチェル「ただいま手が空いている魔物に捜索させています」
バスターン「まだ、見つかってはないのか?」
レイチェル「残念ながら……」
バスターン「探せ、一刻も早く探しだすのだ」
レイチェル「はっ」
レイチェルは玉座の間から出ていった。
バスターン「四人組みの少女か……やっかいな奴でないといいのだが」
バスターンは静かに席を外し、光の台座の部屋へと向かった。
バスターン「早くこの台座を使って力を手に入れ、世界を征服するのだ。
 そのためにはあれが必要となる。しかし、反発して効果がなくなって
 しまわないか、が心配だな」
バスターンはため息をした。
バスターン「そのときは強引に我の力でなんとかするしかないのだろうな」
バスターンは静かに玉座の間へ戻って行った。
戻る

【2章】次の町へ

朝日が地面を照らし出すころ、直樹たち一行は……まだ寝ていた。
ルナ「うーん。あれ? もう朝だ。って、皆寝てる」
ルナ「はぁ……。よほど昨日の戦いで疲れたのね。無理もないわ」
ルナは自分の寝袋から飛び出すと四人、それぞれの寝袋へ向かった。
ルナ「直樹……広樹……大介……奈緒。皆、頑張ったね」
ルナは半分泣きそうになりながら四人にそう呼びかけた。
ルナ「皆、ぐっすり寝てるし……今日は私がお料理を作ろうかな?」
ルナはそう言うと直樹たちの荷物から食材や鍋、ダンボール箱を取り出した。
もっとも、ダンボール箱は、かさばるので折り畳まれていた。
ルナ「さすがにこの姿じゃ、やりにくいわね。皆寝てるし……ま、いっか」
そう言うとルナは身長160cmくらいの女性に姿を変えた。
ルナ「やっぱり人間のほうが楽よねー。よし、やるぞ」
そう言うとルナは朝食を作り始めた。
魔法を使っているのか、ものすごい速さで朝食を作っていくルナ。
ルナ「それはこっちで……それは……」
てきぱきと料理を進め、およそ5分後には料理が出来上がった。
ルナ「よし、でーきた。あとは盛り付け」
ルナはダンボールの机を組み立て、料理を置いた。
ルナ「後は起こすだけね。その前に……」
ボンという音がするとルナは元の妖精の姿に戻っていた。
ルナ「これでよし……。皆起きて。朝よ」
ルナは再び四人の寝袋へ飛んでいき、四人を起こした」
直樹「もう、朝か……」
広樹「まだ疲れが取れない気がする」
奈緒「あれ、良いにおいがするー」
大介「おい、あれを見ろよ」
大介が指差した方向を三人は一斉に見た。
奈緒「朝ごはん?」
大介「そうみたいだな」
広樹「もしかして作ったの……」
ルナ「そうよ。私が作ったの」
奈緒「嘘! ルナちゃん一人で?」
直樹「すごいな」
ルナ「さ、早く食べよ? 冷めちゃうよ」
四人は早速、その料理を口に入れた。
大介「うま!」
奈緒「おいしい!」
直樹「うまいな」
広樹「うん!」
ルナ「よかった……口には合いそうね」
奈緒「え? やっぱり妖精は食べる物違うの?」
ルナ「ええ、ちょっとね。だから心配だったの」
大介「ふーん。でも、うまかったぞ」
奈緒「そうよ。私たちが普段食べてるのと変わらないよ」
ルナ「そうなの? よかったぁー」
四人はその後、きれいに料理を食べ、後片付けをした。
直樹「片付いたな……よし、出発しよう」
四人はその場所を後にした。
戻る

【3章】サーネット町での冒険

しばらく街道を歩くと町が見えてきた。
広樹「あ、町があるよ」
直樹「あれがサーネット町か」
入り口を見るかぎり、宝石っぽいものはない。本当に宝石の生産が盛んなのだろうか。
四人はそのまま門をくぐり、町へと入った。
奈緒「案外、普通の町ね。宝石とかないのかしら?」
ルナ「あっちこっちに宝石店があるわよ」
奈緒「そうなの? この辺には見当たらないけど?」
ルナ「路地の奥とか目立たないところにあるからね」
奈緒「え! それって怪しくない?」
ルナ「別に怪しくはないわよ。普通の店よ」
奈緒「そう。良かった」
大介「おい、おい。俺たちが探すのは”宝石”じゃなくて”石版”だぞ?」
奈緒「わかってるわよ」
直樹「とりあえず、分担して情報を集めようか」
その後、四人は分担して情報を集めた。
直樹「情報は集まったか?」
大介「いや。知ってるのは宝石のことだけだとさ」
奈緒「私も」
広樹「僕も」
直樹「まいったな……」
ルナ「町の中には、ないかもよ? 外を調べたらどう?」
大介「外って言ったって……どこを調べればいい?」
ルナ「森とか、洞窟とか、塔とか?」
大介「俺たちは探検家じゃないぞ?」
ルナ「探し物は案外、町の外で手に入る物なの」
広樹「RPGの基本ってやつだね」
大介「とことん、この世界はRPGだな」
広樹「だってRPGの中だもん」
大介「まあな」
直樹「とりあえずルナの言う通り、外を探そう。どこがいいかな?」
ルナ「この辺だと宝石の採掘所みたいなところがあるかな?」
奈緒「何それ?」
ルナ「要するに鉱山かな? 宝石の元になる鉄鉱石を取るとか」
奈緒「ふーん」
大介「コーズ村でも鉄鉱石が採れたが、ここでも採れるのか?」
ルナ「まあね」
直樹「じゃあ、早速その採掘所に行ってみよう」
四人は採掘所へ向かった。
広樹「ここが採掘所?」
大介「本物の洞窟みたいだぜ」
直樹「よし、早速入ろう」
四人は採掘所の中へと入った。
広樹「わぁ、案外明るいね」
大介「採掘所だからな。見ろよ、きれいに通路が整備されてるぞ」
大介が言う通り、洞窟内部は人が楽に行き来できるように通路が作られていた。
内部が明るいのは通路のところどころに置いてある聖火台のおかげだった。
奈緒「いかにも何か出そうな雰囲気だね」
大介「なんだ、奈緒。怖いのか?」
奈緒「べ、別に怖くなんかないわよ。さ、さっさと先に行くわよ」
そう言うと奈緒は先に奥へ進んでしまった。
大介「やれやれ、強がってるよ」
直樹「まあ、本当に何か出たら悲鳴を上げて戻ってくるさ」
三人はゆっくりと奈緒の後を追った。

(そのころ奈緒は……)

奈緒「勢いでここまで来ちゃったけど、ここどこ?」
私は辺りを見回した。
奈緒「採掘所って聞いたけど誰もいないじゃない」
私の記憶が正しければここまで来るのに誰とも会っていない。
奈緒「もっと奥にいるのかな? でも普通に考えたらそこまで奥にはいないと思うけど……」
私は嫌な予感がした。
奈緒「これって神隠しってやつかしら? だとしたら……」
私の体全身に冷や汗が流れた。
奈緒「ま、まさかね。お、おばけとかいないわよね?」
私は怖くなって振るえだした。
奈緒「だ、大丈夫。こ、怖くない……」
私はゆっくりと先へ進んだ。

(そのころ三人は……)

大介「おーい。奈緒―!」
広樹「奈緒さーん」
直樹「だめだ。かなり深いところまで進んでしまったらしい」
大介「まったく。本当におばけが出てもしれねぇぞ」
広樹「おばけもそうだけど、人もいなくない?」
直樹「ん? そういえばそうだな」
大介「まだ、もう少し奥じゃないと鉄鉱石が取れないじゃないか?」
広樹「そうと考えても外に鉄鉱石を運ぶ人とすれ違ってもいいんじゃない?」
大介「たしかに」
ルナ「何かあったのかも……」
?「きぁぁぁ――!!」
広樹「なに? いまの悲鳴」
直樹「今の……奈緒じゃないか?」
ルナ「周波数から分析するとそのようね」
大介「おい、ルナ。なんでそんなことがわかる?」
ルナ「うふふ そ・れ・は内緒♪」
広樹「あーずるい」
直樹「それよりも急ぐぞ」
三人は奥へと急いだ。

(そのころ奈緒は……)

奈緒「お、お、おば……け」
奈緒は完全に腰を抜かしている。
おばけ?「違う! おばけではない」
奈緒「え? おばけじゃないの?」
おばけ?「私はゴーガレム」
奈緒「ゴーガレム?」
ゴーガレム「普段からよくおばけに間違われるが、私は立派な魔物だ」
奈緒「魔物? 魔物が自分から立派なんて、ずいぶん偉そうじゃないの」
ゴーガレム「うるさい。見たところお前、人間だな」
奈緒「そうよ。それがどうしたのよ?」
ゴーガレム「ならばお前の体いただく」
奈緒「魔物なんかに体をやって、たまるものですか」
奈緒は身構えた。
ゴーガレム「私と戦う気ですか? 人間、それも女が私に勝てると思うのですか?」
奈緒「私をその辺の人間と同じに見られちゃ困るわね」
ゴーガレム「ほう。たいした自信だな。ならば全力で戦うがいい」
ゴーガレムは戦闘隊形に入った。
戻る

【4章】VSゴーガレム

奈緒「私しかいないけど変身できるのかしら?」
奈緒はコンパクトを見ながらそう言った。
それもそうだ。四人では何度も変身したが一人で変身するのは今回が初めてだからだ。
奈緒「ものは試し、やってみよう」
奈緒「サリーエンジェル・ヒートアップ!」
そう奈緒が叫ぶとあっというまに着ている服がバトルスーツへと変化した。
サリーホワイト「悪を打ち倒すサリーエンジェルただ今参上!」
一人で寂しいがお決まり?のポーズを取るサリーホワイト。
ゴーガレム「サリーエンジェル? ん、どこかで聞いたような名だな」
サリーホワイト「あら、もう私たち有名になったの? うれしくないけど」
ゴーガレム「今、『私たち』と言ったな。仲間がいるのか?」
サリーホワイト「ええ、あと三人よ」
ゴーガレム「そうか。なら早く倒さなければ仲間が来るな」
そう言うとゴーガレムは奈緒に向かってきた。
サリーホワイト「やられてたまるものですか。それ!」
サリーホワイトはゴーガレムの攻撃をかわしてゴーガレムに回し蹴りを放った!
ゴーガレム「む? どうやら戦闘経験はそれなりにあるようですね」
サリーホワイト「もちろん。つい最近ナイトコブを倒したしね」
ゴーガレム「なに、あのナイトゴブを倒したのか?」
サリーホワイト「ええ。強かったけど四人で力を合わせて倒したわよ」
ゴーガレム「お前たちは何者だ?」
サリーホワイト「一応、正義の味方ってとこかしら? なりたくなかったけど」
ゴーガレム「では我々の障害と判断してよいな」
そう言うとゴーガレムは再び奈緒に攻撃を仕掛けた!
サリーホワイト「はっ!」
サリーホワイトはゴーガレムの攻撃をかわした。
そしてしばらくの間、サリーホワイトとゴーガレムの攻防が続いた。
戻る

【終章】全員集合

直樹「奈緒、無事か?」
サリーホワイト「もう、遅いわよ」
サリーホワイトはゴーガレムとの戦闘を一時中断して直樹たちのほうへ向き直った。
大介「遅いって言ってもなぁ、お前が先に行ったのが悪い」
サリーホワイト「わ、悪かったわね」
直樹「で、今回の相手はそのお化けか?」
ゴーガレム「お化けではない!」
サリーホワイト「うん。一応あれでも魔物らしいの」
サリーホワイトはゴーガレムが魔物だということを直樹たちに説明した。
広樹「ナイトゴブを知っていた? それなら魔物って話が通るね」
大介「紛らわしい野郎だぜ」
ゴーガレム「おしゃべりはその辺にしてさっさと戦わないか?」
直樹「それもそうだな」
三人「サリーエンジェル・ヒートアップ!」
そう三人が叫ぶと彼らの身体が少女の体へ変化し、着ている服も戦闘用のものになった。
ゴーガレム「男が女になっただと? ばかな」
ゴーガレムはつい少し前まで男だった人間が女になったことに驚いているようだ。
ルナ「もともと女性向けのものだから……ってあなたに説明しても無意味だったわ」
サリーイエロー「俺たちが倒すからな」
そう言うとサリーイエローはゴーガレムに攻撃した。
ゴーガレム「む?」
ゴーガレムは攻撃を受け止めた。
サリーレッド「そこだ!」
サリーレッドの攻撃がゴーガレムに命中した。
ゴーガレム「いいコンビネーションですね。それであのナイトゴブが倒れたのですか」
サリーグリーン「そうだよ。ちゃんと銀貨も貰ったしね」
ゴーガレム「と、いうことは少しはやるような、あなた達でも今の関係が崩れると、どうなるか?」
サリーホワイト「私たちが喧嘩でもするっていうの? 悪いけどそんな予定は無いわよ」
ゴーガレル「いえ、そうではありませんよ。く、く、く……」
ゴーガレムは怪しげに笑っている。
サリーイエロー「何がおかしい?」
ゴーガレム「あなた達には関係ないことです。私はこのことであの方に話があるのです」
サリーグリーン「あの方?」
ゴーガレム「それはあなた達には教えられません。では、いずれどこかで会いましょう」
サリーレッド「ま、待て!」
ゴーガレムはその場から消えてしまった。
サリーイエロー「ち、逃がしたか」
サリーグリーン「あの人、何を考えていたのかな?」
四人には疑問だけが残ってしまった。
サリーイエロー「さっさと出ようぜ。洞窟はもういいや」
サリーホワイト「待って! 奥に何かあるよ」
サリーホワイトが指差す先には鍵のかかった扉のようなものがあった。
サリーイエロー「なんだ? この扉は?」
サリーレッド「開けてみよう」
ルナ「待って! 変身を解いてからにして」
サリーグリーン「どうして?」
ルナ「あんまり他の人には見られてはいけないの」
サリーイエロー「なんで?」
ルナ「そういう決まりなの。だから、お願い」
四人「わかった」
ルナが言う通り四人は変身を解いた。そして、扉を開けた。
直樹「あ……」
扉の中の部屋にあったのは……
戻る

To be continued...


おことわり

この物語はフィクションです。物語に出てくる 人物、団体は全て架空の物です。実際の物とは全く関係ありません。


〜あとがき〜
少し遅くなりましたが第2話どうでしたか?
早くもボスキャラが二人も出てきましたが、ストーリー的な進展は遅いほうだと思います。
実際、石版をまだ一枚も入手していませんから。
次回ではさすがにそろそろ石版を入手します。でないと、いつまでも進展がないので。
今回のタイトルですがお早い方は、すでに訳して疑問があるでしょうね。
「第2話 危険? 初めての戦い!」と訳しますが、何が初めてで危険なのか?
答えはボス戦が初めてで危険だからです。疑問は解消しましたか?
それではまた、次回お会いしましょう。

Monster Files
No.30 ゴーガレム
見た目はお化けだが、これでも魔物。礼儀正しい言葉遣いをする。

☆次回予告!☆
奈緒「ちょっと、皆が遅いからゴーガレムに逃げられたじゃない!」
大介「俺達のせいじゃないぜ? 奈緒が先に行ったのが悪い」
奈緒「う……。それは置いといて?」
広樹「これで追いかける人が二人になっちゃたね」
直樹「まあ、そのうち見つかるだろう」
ルナ「そんなのんきなこと言ってないで、ちゃんと探しなよ?」
直樹「わかってるって」
大介「で、次回はどうなる?」
広樹「次回はねー。いよいよあれを見つけちゃうよ」
奈緒「え、あれって何?」
広樹「それは次回を見てのお楽しみ」
奈緒「えーずるい」
広樹「次回、『third story discovery! first stone board』お楽しみに!」

戻る


□ 感想はこちらに □