めいぷる! ─ザ・インセクト─
第二話・第四章「ルール&ロール・後編」
作:K.伊藤
お待たせしました。ルール&ロール後編をお送りします。K.伊藤です。
いま自分が書いてるものは、本当に面白いのだろうか?
このキャラクターは、ちゃんと魅力的に書けてるのだろうか?
なーんて、そんな悩み。
突っ走って自分のスタイルを貫き通すしか術はないのですよね。
今回は冒頭でいきなり残酷描写。引かれたかなぁ、と心配もしてますが。
最初の構想通り、書いてしまいました。
ギャグ少なめなのも気になるところ。見捨てないで頂けるとありがたく。
そんなこんなで、補足説明。
「ドレスデン大空襲」
第二次世界大戦中に行われた都市爆撃でも、最大規模のもの。
英国を主体とする連合空軍が、ドイツの古都ドレスデンを無差別に破壊しました。
都市の85%が破壊され、死者は3〜15万人(一説には25万人)にのぼったとも言われます。
しかもこの爆撃、戦略的な意味はほとんど無い。
当時のドレスデンは無防備都市宣言をしていた街で、一切の防衛手段を持ってなかった。
犠牲者のほとんどは一般市民だったそうです。
「吸血鬼」
今回、一気に色々と吸血鬼の事出てきました。
めいぷるワールドの吸血鬼は、だいたいこんな存在です。
作中では説明してませんが、親吸血鬼の抱擁を受けた子吸血鬼は太陽の光程度では溶けません。
抱擁を受けられるかどうかで、大きく魔物としてのレベルが違う。
ではどうなるかというと、死にます。普通の死体になる。そして日没まで行動不能。
日中に棺を暴き、心臓に杭を打ち込む。というのは定番の吸血鬼狩りでしょ?(笑
で、真祖クラスになると、普通に強いです。
日中でも出歩き、現身で海を渡り、人間では使用できない魔術を行使する。
『アルクェイド』や『アーカード』ほどトンデモじゃありませんけどね。
人間でも実力と武装さえ揃えば倒せる程度。と設定してます。
「アリソン・ザ・ナイト」
銀の甲冑、深紅のマント。
科学技術と魔術で作り上げられた四肢。
生体部分は吸血鬼の影響を受け強化されて。
さぁさぁ、皆様、お立ち会い。
メイプル・ザ・インセクトはこの強敵にどう立ち向かうのか!?
どうするどうなる、待て次号!!
そんなこんなで、よろしければ次章「ルビーアイズ(仮)」もお付き合い下さい。
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