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私の名は、河野裕一。

高校生探偵である。

私は今まで入れ代わりとか霊の存在などは信じず、物事を全て科学と頭脳で解決してきた。

だが、私はある日を境にジュンと入れ代わってしまう・・・。

その事がキッカケで、入れ代わりとか霊の存在など一切信じなかった私は、信じる様になった。



チェンジ!
作:dragonmagic

私は、自転車をこいでいた。
そこへ、角から自転車をこいでいるジュンと衝突した・・・。

その時だった。

私の身体は「スッ」と肉体から抜け出て、魂になり扇状に飛びながらジュンの身体に入って行った。

同時にジュンも魂が身体から抜け出て、私の肉体に入って行った。

ジュン(裕一)「(・・・・・・。)」

私は気が付いた。

私はとっさにジュンに声を掛けた。

ジュン(裕一)「おい、大丈夫か!?」

そこから出た声は私の声では無く、紛れも無くジュンの甲高くて可愛らしい声だった。

ジュン(裕一)「(えっ!)」

私は動揺した・・・。

何しろジュンの声で喋っているからだ。

暫くして、ジュン(私の本体)が目を覚ました。

裕一(ジュン)「君は、私なの?」

そこから発せられた声は、ジュンの物では無く私の声だった。

裕一(ジュン)「えっ!

私が、裕一君になってる!!」

ジュン(裕一)「俺達、入れ代わってしまった様だ・・・。」

裕一(ジュン)「嘘でしょ!?

これって、夢だよね?」

ジュン(裕一)「抓ってみるか?」

私はジュンの魂が入っている自分の身体の頬を抓ってみた。

裕一(ジュン)「痛い!」

夢じゃないみたいだ。

ジュン(裕一)「夢じゃ・・・無い。

そ、それより、これからどうする?」

裕一(ジュン)「どうするって言ったってどうする事も出来ないわよ!

それに、戻る方法も解らないし・・・。」

ジュン(裕一)「それもそうだ。

兎に角、今は喋り方だけは何とかしよう。」

裕一(ジュン)「あぁ、そうだな。

こんな感じでどうだ?」

ジュン(裕一)「(すげぇ、成りきってやがる・・・。)

まぁ、良いんじゃないかな?」

裕一(ジュン)「でも、これからどうするよ?」

ジュン(裕一)「行く宛も無いし、家に戻ろうかしら。」

裕一(ジュン)「そうだな。

じゃ、俺は行くからな。」

ジュン(裕一)「うん、じゃーね。

明日、学校でね☆

(アイツ、すんげぇー成りきってんなぁ。)」

私達はそれぞれの家に帰る事にした。

こうして、二人元の家・・・いや、私はジュンの家に、ジュンは私の家に帰る事になった。

その後、ジュンの家に着いた私は。

ジュン(裕一)「ただいまぁ。」

ジュンの母「お帰り。

遅かったわね。

何処か寄り道してたの?」

ジュン(裕一)「内緒

と私は答えた。

そのころ、私になったジュンは・・・。

裕一(ジュン)「(あれ、鍵が掛かってる。

そうか、裕一君は父親と二人暮し、父親は仕事でいないんだっけか。

確か鍵はポケットに・・・。)」

そう思いながら家に入って行く私・・・いや、ジュンだったな。

翌日、私の家に私宛に一通の手紙が届いた。

手紙にはこう記されていた。

どうやら事件の依頼の様だ・・・。

でも、今の私にはどうする事も出来ない。

するとそこへ、ジュンから連絡があった。

私は言われた通りに待ち合わせ場所に行く事にした。

何時まで、続くのだろうか、この生活・・・。


作者からのコメント
推理系なのに推理シーンが無いですね。
次号は推理シーンを入れたいと思います。


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