戻る

・・・・絆・・・・
二度目の幼なじみ・3
作:kagerou6


「・・・・では、真琴は・・・・」青年は目の前の老人に尋ねた。
「アレは、今母親と暮らしている・・・・以前の明るい真琴に戻ってな・・・」目を細め思い出してかのように笑みを浮かべながら

・・・・真琴、良かったな・・・・青年は真琴の住む東に思いを馳せた。
除夜の鐘が鳴り響く夜のことであった。


「真琴、お前何をお願いしたんだ?・・・・」傍らに居る真琴に洋介は声を掛けた。
「・・・ないしょ・・・」真琴は洋介の腕を掴んだまま呟いた。
二人揃って初詣に来ていたのである。
文化祭で互いに、そしてはっきり”好きだ”という気持ちを伝えた二人はその後クリスマス、を共に過ごしそして今日初詣に来ていた。


「真琴?真琴ちゃん・・・・」後ろから声が掛かり真琴が振り向くとそこには一人の青年が居た。
「・・・・あの・・・・あなたは・・・・」真琴は声を頼りに考えていたが判らなかった。
「折角、ここだと聞いてきたのに・・・・俊(とし)だよ山口俊一・・・・」青年は近づき真琴に告げた。
「・・・・お兄ちゃん・・・・なの?」恐る々々真琴は聞き返した。
「そうだよ、真琴ちゃん。年末に帰ってきたんだ・・・・」青年は名乗りそして話し出した。


「何年振りかな・・・・」俊は真琴に聞く。
「4年・・・振りかな?・・・」真琴も考えながら答える。
二人が知り合ったのは真琴が事故に遭った時だった。
男から女になっていく真琴を不思議に思っていたが、いきなり可愛い女の子が現れその子が兄の様に慕ってくれる事実の前に、俊もその子を妹の様に可愛がった。
真琴の都合で引っ越すまで兄弟の様に付き合っていたのだ。


「今度、海外から帰ってきてまた大学に復学したんだ」俊は真琴に説明する。
「お兄ちゃん、凄く素敵になったのね・・・・」久しぶりに会った俊に真琴は感想を呟く。

こうなると、二人の世界に入ってしまったのを見ているだけの洋介は面白くない。
「真琴、此方は・・・」洋介は俺を向けと言わんばかりに真琴の気を引く。
「洋介、ゴメン。・・・えっと、山口俊一さん私の・・・イトコ・・・になるの・・・・・で、お兄ちゃん此方が鈴木洋介君・・クラスメート・・・」真琴が説明する。
「山口さんはどちらの大学ですか?」洋介は年に尋ねる。
「俊(トシ)で良いよ・・・鈴木君・・・そこの城山大学だけど・・・」俊は答える。
「洋介と呼んでください・・俊さん、僕もそこを狙っています・・・」洋介は話を続けた。
「真琴も一緒なのかい?・・・」俊は真琴に微笑みながら尋ねてきた。
「・・・大学には行きません・・・」真琴は顔を俯き呟いた。
俊は驚き聞き出そうとしたが、それは洋介がとめ
「真琴は母に負担を掛けたくないと・・・・」肩に手を置いた洋介が答え、真琴は頷いた。

「・・・鈴木君、君はどの学部を受けるつもりだい?・・・」俊は話題を変えた。
「洋介で良いですよ・・・俊さん、文学を・・・」洋介は答える。
「文学・・・・」俊はいきなり考え込む。
「・・・鈴木洋介・・・文学・・・君?何かうちの大学に送らなかったか?」俊はいきなり聞いてきた。
「・・・・ハイ・・・・・」洋介は笑う。
「・・・・君だったのか・・・・」俊も笑う
そして二人は笑いながら握手していた。

「洋介、なんなの?・・・」二人の変わり様に真琴は尋ねた。・・・・なんなのこの二人・・・・

「「それはな・・・・」」二人は揃って言い、また笑った。
「・・・真琴、ゴメン。・・・俺が作品を城山大学に送っていたのを知ってるだろ・・・・」洋介は何とか押さえ様としているがうまく行かずに説明する。
「裕子の紹介があって演劇部に採用されたんだ・・・・俊さんはそれを言ってるんだ・・・」
「・・・・私知らない・・・・」真琴は”裕子”に反応したかのように怒り出した。
「私、知らなかったもん・・・そんなの」真琴は手で顔を蓋い蹲る。
「真琴・・・ゴメン。気を直し・・・えェー・・・・」洋介は真琴の機嫌を直そうとして、真琴に近づいたが真琴はいきなり抱き付いてきた。
「・・・・オメデト・・・洋介!・・・」耳元で真琴がささやく
「バ。バカ・・・俊さんが見てるだろ・・・・」洋介は顔を赤くしながら、離そうとしたが真琴は離れない。
「・・・なにテレてるんだい・・・二人は恋人なんだろ?・・・」俊の言葉に益々洋介は顔を赤くした。


「鈴木君校長室まで来てくれないか・・・」洋介は担任に呼ばれ校長室へ入っていった。
「・・・・あなたは・・・・」内に入った洋介は愕然とした。
そこには俊さんがいたからだ。
「・・・君達は知り合いか・・・此方は城山大学学長川上さん、で此方は城山大学演劇部部長山口君だ・・・我が高校の先輩でもある」校長は説明する。
「君が送った台本のことで話があり此方へみえたのだそうだ」
「鈴木君、うちの演劇部に協力してくれないか?」俊は切出した。
「・・・何があったんですか?・・・」洋介は聞き返した。
「君の脚本に手を入れていたんだが意見が割れてしまって・・・君に調整をお願いしたいんだ・・・」
「・・・僕なんかで良いんですか?・・・」・・・・高校生の俺が調整?何考えてる俊さん?・・・
「作品のイメージは君が一番判っているはずだ・・・君しかいないんだ・・・」俊は洋介を説き伏せる。


洋介は大学に向った行った。
車内で洋介は学長に聞こえない様に俊に聞いた。
「僕はシロートですよ俊さん?」「良いんだ君の考えで・・・・」「知りませんよ・・・・」そんな会話がつくまで続いた。

「此方が脚本を書いてくれた鈴木君だ・・・・」俊は部員を集め説明する。
「鈴木君に来て貰ったのはイメージを固定するためだ。このままだと折角の話が壊れてしまう・・・・」俊は呟く。
「鈴木です・・・宜しくお願いします」洋介は部員の数に圧倒されたが”俊さんが”思いから頭を下げる。
「鈴木君が演技を見てる間協力してくれ・・・・では開始」俊は美インに向い声をかける。

俊はビデオを廻し洋介は演技を確認、考えこんでいた。
「俊さん・・・」洋介は書き換えた脚本を説明し俊は頷く。
「二人来てくれ・・・・」真琴、洋介役が呼ばれ俊が演技指導し、二人は”俊の”イメージそのままに演技、俊と洋介は頷く。
「こっちに来てくれ・・・」俊は二人の演技を撮り終え部員を集めた。
「今、一部の編集が出来た・・・・鈴木君に説明して貰う・・・・」
「前の脚本は最初が弱く感じましたので変更しました・・・・つなぎ合わせですが校正の内容が理解してもらえると思います・・・」洋介は説明する
「変な風になったら如何する・・・・」そんな声が聞こえてきた。
「本が変なら直します、それがダメなら気に入るまで書きます・・・」洋介は声のする方向に向い喋る。
「それでもダメなら・・・・」今度は笑い声が聞こえてきた。
「その時は・・・もう2度と本は書きません・・・」洋介は呟いた。
その瞬間声は消えた。
「・・・では始める・・・」俊が声をかける。
ビデをが廻り始めた。

二つのビデオが映され終わった。(・・・感想は・・・」俊は呟いたが部員はシーンとしていた。
「・・・部長・・・もう一度・・・・」ただ一つの声が聞こえ、俊は再度ビデオは廻す。

・・・・ダメか・・・洋介が思って席を立とうとした時、すすり泣く声がした。

「・・・皆、判ってくれたか?・・・」俊の声に雰囲気が変わった。
「脚本の変更はいつまでにできます?・・・」「この役のイメージは・・・・」立ちあがった部員達は、質問を洋介にぶつける。
「・・・・じゃあ一つずつ・・・・」洋介は自分のイメージを話し出す。
「まずにイメージですが・・・・・」洋介は熱弁する。
先ほどと打って変わり部員は洋介の娘と簿を聞きとめる。
「・・・・今のかんじ、間合いが変じゃないですか・・・・」「・・・先ほどと矛盾して無いですか・・・・」洋介は対応に追われた。
「じゃあ、このイメージはこうだったか!」「この方が良いかも・・・」「ここはこうですか・・・」部員の声で何がなんだか判らなくなってきた洋介は俊に支えられ役目を終えた。

「洋介、流石だな・・・・」俊は声をかける。
「いえ、びっくりしましたよ・・・」素直な感想を漏らす。
「高校とは違うからな・・・・洋介、こっちに来てくれないか・・・・」俊は洋介を学長室に連れて行く。
「学長、お話が有ります・・・・・」俊は話し出した。

「俊さん?なんであんな事を・・・・」洋介は呟いた。俊の行動が理解できなかったからだ。
「・・・君の役に立ちたかったからさ・・・・」
「なぜです、脚本書いただけで・・・」
「・・・真琴が世話になったからな・・・」
「・・・俊さん、まさか・・・・」洋介はそんなはずは無いと思ったが口に出ていた。
「・・・真琴は知らないがね、僕が知っている事は・・・」俊は話題の中心を避け洋介に話した。
「あの子は自分より人を思いやる子だ、真琴を見て僕は・・・・」俊は洋介に振りかえった。
「悩んでいた真琴を明るく元気な真琴を戻してくれたお礼さ・・・・」部室前まで来た俊は会話を止めた。


「鈴木君は現役高校生だ・・・・ただし今度の公演次第で我々の後輩になることが決まる・・・・」俊がそこまで言った時、歓声が響いた
「・・・・気付いたな・・・・学長は鈴木君の推薦を飲んでくれた・・・・」更に大きくなる歓声。
「内の学長の性格を皆知っているのさ・・・・」俊は洋介にウインクした


「みんな、洋介君を借り入れる事も承諾してくれた。最高の舞台にしよう・・・・」歓声がさらに巻き起こる。
「じゃあ、洋介。案内しよう・・・」俊は引っ張っていく。
「この寮に入ってもらう・・・・今日は流石に無理だからな・・・」洋介は頷くと「明日準備をしてまた来てくれ・・・」俊は駅までのタクシーだいを洋介に出した。

「・・・・受け取れないです・・・・」しかし俊はタクシーを呼び詰め込む。


家に帰った洋介は親に承諾を取り、真琴へ電話をかけた。
・・・・あいつも喜ぶぞ・・・しかし真琴は出ない
付かれた洋介はそのまま眠り付いた、9時という意味に気付かず・・・・


高校に言った洋介は担任と共に校長室に向かった。
「・・・・校長・どうですか?・・・」洋介と担任の顔は緊張していた。
「・・・・良いでしょう、・・・・」校長が呟いた時二人から緊張が消え、笑顔になった。
教室に入った洋介は真琴に驚きそして声を無くした。
「真琴はね・・・」千絵が言い出すと真琴が千絵を止めた。
「・・・夕べ、転んで・・・・」下手ないい訳に洋介は苦笑したが何も言わなかった。
「・・・実は今度・・・・」洋介が言い出すと真琴の顔が急に明るくなった。
「「オメデトウ・・・洋介」」二人はハモる。
「今週から大学で寝泊りするから、公演の日は来てくれよ・・・・」洋介は言って教室を出て行く。
「・・・真琴・・・・」「千絵。言わないで・・・」二人の会話を洋介は知らない


昨日、真琴はボーとしていたバイクにぶつかってしまったのだ。
病院で手当てを受け帰ったのが夜遅くであった為電話の時は居なかったのである。
真琴は洋介に知られまいとしていたのだ。

「洋介は今が一番大事なの・・・私の事で迷惑掛けられない・・・・」俯いたまま真琴は言う。
「真琴、行くよ・・・・」千絵は真琴の手を取った。
「洋介に知られたくないなら早く直しなさいよ!・・・・」千絵の言葉に頷く真琴
「いい?今度倒れたら洋介に言うからね?」
そんな二人の会話を洋介は知らない。


公演まで一週間を切り罵声が飛び交う。
皆が最高のテンションにしている為だ。
「少し休め・・・・」俊は洋介に命令すると「最後まで頑張って倒れたらシャレにならん・・・・休んでこい・・・・」俊は講堂から洋介を追い出した。


そして公演当日、洋介は真琴と千絵を捜していた
・・・あいつら来れないのか?うまくいったらあいつに・・・何処にも居ない二人に洋介はあきらめ、会場に向った。洋介のポケットには小さな箱が入っていた
「皆さん、有難うございます」楽屋についた洋介はいきなり頭を下げて言い出した。
「・・如何した洋介?・・・」皆は洋介に視線を集める。
「僕の脚本が・・・・・夢の様です」いつしか洋介の目には涙が溜まっていた。
「・・・・此方こそ・・・・」男が一人洋介に近づき手を取った。
「俺はこんな話しを演じた事も脚本に有った事も無い・・・・」話に洋介はただ涙を流していた
「観ていてくれ!・・・」一人部屋から出て行くと全員が洋介に声を掛け居なくなった。
洋介は涙を拭き舞台袖に移動した。


公演は大成功だった。舞台いっぱいの花束とそして鳴り止まぬアンコールの声。
舞台袖で俺は反応に満足だった。


「公演大成功おめでとう・・・」いつのまにか理事長が顔を出していた。
理事長は演技者に声をかけ最後に俺の前に来た。
「鈴木君,感動的なシナリオ。ご苦労だった・・」俺はいきなり誉められた。
「観客をあそこまで引き入れるなんて・・・・演技と台本の成果だろう・・・皆良くやってくれた」理事長はご満悦だ。


俺は始めてのシナリオがうまく行き真琴にも伝えたくなって捜したがやはりいなかった。仕方なく電話ボックスへ走った。
・・・・そーだ,千絵にも教えてやるか・・・俺はダイヤルを廻した。
・・・・出ないな,出かけているのか?・・・俺は真琴をあきらめ千絵に電話をかける。


「・・・・千絵、如何してこないんだ?ニュースがあるんだが。真琴行ってないか・・・・」俺は千絵が出たとたんそう話しかけた。
「・・・・洋介,真琴が真琴が・・・・」いきなり千絵は泣きそうな声で訴え出した。
「真琴,入院しちゃったの・・・・」千絵の声は暗かった。
「洋介がいなくなってからだんだん元気無くなって・・・・この前家で倒れてしまって・・・・」
「真琴の・・・・様子はどうなんだ?」俺は千絵に聞いた。
「判らないの・・・おばさんもなんとも無いからって合わせてくれないし・・・・」千絵の話はもう聞いていなかった。・・・・あいつまた俺に・・・・
「千絵,有難う・・」俺は静かに電話を置いた。有る決心を心にして


「では君はここを出るというのか?」俊は俺に尋ねた。
「君の作品は大学演劇祭で評判になりつつある。それを捨てるのか!」
「・・・・この話は僕の大切な人を書いたものです。飾りの無い彼女に僕は何度も励まされ・・・」俺は真琴のいる病院を思っていた。
「・・・・その彼女が苦しんでいるのに僕は何も出来ないのが悔しいのです・・・・」
「俊さん、夢を見させていただき有難うございました。僕は真琴に付いていてやりたいんです・・・」俺は席を立ち退出しようとしたが俊が手を掛けた。
「離せ・・・」洋介が払いのけ様として腕を振りまわす。
俊はそんな洋介に一発頬を叩く
「落ち着け・・・洋介」俊の声と頬の衝撃で我に帰る洋介。
「真琴が喜ぶと思っているのか・・・・良く考えろ・・・・」
「俊さん。今の僕には真琴がすべてなんです。あの作品も約束も、そして決意も真琴が居なければ・・・・」


「後悔しないのか・・・・」後で声がし二人が振り向くと学長が立っていた。
「はい・・・」
「君の決心は判った。今は結論を出さずにおこう。それよりわしが送ろう,時間が無いんだろう?」学長は俺を連れ自分の車に連れこんだ。
俺は学長の運転する車で郷里へと急いだ。
・・・・真琴・・・・俺は考えたくなかった。真琴がいなくなるなんて・・・
「鈴木君、余り思いつめるな。病人ががっかりするぞ・・・」気配を察して学長が声をかけて来た。
「君の事はとりあえず保留にしておく。恋人の事がはっきりしてから話し合おう。私は君のファンなんだ・・・」運転しながら俺に言ってきた。
何も答えられない俺に学長は笑っていた。


「早く行ってくれ・・・」学長は玄関に横付けして俺を追い出した。
俺は追い立てられる様に中に入り病室を目指した。
なかにはただ真琴が眠っていた。
「真琴・・・・」俺はベッドに近づき真琴の手を取った。


・・・・なんだろ・・・私は自分を呼ぶ声を感じていた。
・・・・暖かいこの声は・・・・
・・・・誰かがいるの?・・・・・

私の目の前が明るくなって来るのを感じていた。

「・・・こと・・・真琴・・・」足元で声が聞こえた。
「洋介?なんで・・・」目の前には夢に見た洋介の顔があった。
「何でいるの・・・・」知らずに目頭が熱くなるのを感じた私は顔をそむけようとしたが,洋介に押さえられた。
「・・・・いま,着いたんだ・・・何であんなウソを・・・」洋介は私をそのまま見つめ静かに話し出した。
「だって・・・・せっかくのチャンスが・・・・」私はもう我慢が出来無くなり涙があふれ止まらなくなっていた。
「バカか・・・お前がいなけりゃ何もならんだろ・・・」こんな私に,静かに洋介は理由を話す。
「・・・・もう、こんな事無いかもな。でもお前がいないとな・・・」洋介がそこまで言った時私はただ洋介に抱きついた。
そこには愛しい人の確かな温もりがあった。


「真琴は洋介がいないとダメなんですよ・・・」遅れてきた俊をドアの外で千絵が止め言う。
「そうだったのか・・・・・・」二人を見た俊は静かにドアを閉める。
「結局,俺は真琴に何もしてやれないのか・・・・」部屋の外から俊は言った。
「・・・あの少年は少女の為にすべてを捨てたというのか・・・」学長も近づき千絵に話しかける。
「・・・お願いです・・・真琴の側には洋介だけにしてやってください・・・・」千絵は二人の男を外へ連れ出した。
・・・・洋介君,真琴を頼む・・・振り向き俊は人知れず呟き,そして姿を消した。


「真琴、俺はお前に辛い思いをさせないって決めてたんだ。あの時から・・・・」
「洋介・・・・・私ね。二人でいるのが当たり前になって、洋介がいないのがこんなに辛いなんて思ってなくて・・・・」
「俺も同じさ・・・・」


「これ・・・・」真琴に箱を渡す洋介
「?」受け取り箱を開けた真琴は洋介を見返した
「・・・・これって・・・」
「何も言うな・・・・」そのまま手を取り指輪をはめる。
「・・・誕生日おめでとう真琴・・・」洋介の声はもう聞こえなかった。


一人の男は二人の絆を結び,そして温かな明日を示し消えていった・・・・



後書きかも
読んでいただきましてありがとうごぜーますだ! m(..)m
駄文作家kagerou6であります
洋介と真琴,どうなっていくのか私にもわかりません・・・ダメな作者(^^;;
洋介と真琴の物語どうなるのでしょう
前作より読んでいただいた皆さま。結末を(出来なくても)ご期待してくださいませ。駄文にお付き合いいただき、いつもの事ですが感謝してます m(..)m


戻る

□ 感想はこちらに □