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P.F.キャリアー
第七話
 
 
 どかっ!!
 無造作に蹴りつけた応接セットのソファーが、猛烈な勢いで部屋をすべり、乱闘中の組員たちをなぎ倒す。
「おわっ!!」
「な、なにっ!?」
 乱闘をしていた男たちが口々に悲鳴を上げながら、ソファーに弾きとばされていく。そんな中で乱闘の中心にいたはずの華澄霧香だけが、なぜかソファーの描いたシュプールの真ン中に平然と立っている。まるですり抜けたように。
「危ないなあ。優輝クン、気をつけてくれ。オレまで巻き添えを喰うところだったじゃないか」
「ご、ごめん‥‥‥」
 もっともらしい台詞を吐く霧香だったが、言われた優輝にしてみれば、何をどうやっているのか皆目見当もつかない動きで、敵を翻弄している霧香の方こそ驚異である。軽く手を挙げて謝意を表しながら、あらためて霧香の動きに注目する。なにやら奇声を上げながら飛びかかってきた組員を、裏拳の一撃で吹き飛ばしながらも、優輝の視線は霧香から動かない。
 華澄霧香の戦闘法は、ある意味独特である。華麗な足捌きで敵の嘘をつき、最小限の力で敵を倒す『技』を使う優輝(変身前)や霞善治郎のようなものでも、ただ正面からぶつかり、圧倒的な力を以て敵を叩きつぶす加賀都のような闘い方とも違う――。
 あえて言うなら、虚像を相手にするようなもの、というべきであろうか? 敵には霧香の姿が見えていて、確かに攻撃を当てた――はずなのに、何故か手応えがない。霧香自身は最初と同じくただ立っていただけで、何の動きも見せていない(ように見える)と言うのに。まるで実体のない映像を相手にしていたかのように、攻撃を仕掛けた方は混乱のきわみに達してしまうのだ。
 しかもタチの悪いことにこの『虚像』は単なる映像ではなく、したたかな反撃を加えてくる。武器を使う相手には、何故か必ず自分の武器を使って反撃されるので、飛び道具以外の得物を持つ者にしてみれば悪夢のようなものであった。
 「・・・・おいおい、ヤクザのクセして元気がねえぞ。堅気のオレたちがわざわざ出張ってるんだから、プロのケンカって奴を見せてくれよ。退屈じゃねか」
 揶揄するようになじる霧香。むろん挑発しているわけだが、ここまで来ると怖いと言うより不気味すぎて誰も乗ってこない。ところが――
 BANG!!!!!!
 突然の銃声が事態を劇的に転換した。組員の誰かが撃った銃弾が霧香の右脚に命中し、血飛沫(ちしぶき)が霧香の周辺を紅く染め上げた。
 「くっ! ・・・・しまった!!」
 「華澄センセイ!?」
 思わず振り向いてしまった都の背中に、それまで彼女が相手をしていた組員のナイフが腰だめの構えから一気に襲いかかる。
 「死ねやああああああああああっ!!」
 「!! くっ・・・・!!」
 必死で体(たい)をかわし、組員の目前に右半身(みぎはんみ)で突進すると同時に右足で床を踏み砕く。
 ばこっ!!
 爆発的な震脚(しんきゃく)と同時に都の右掌低(みぎしょうてい)が組員の鳩尾(みぞおち)に叩きつけられた。
 「おぐあぎゃあああうっ・・・・・・!!」
 びきっという鈍い音が背骨のあたりから響いたかと思うと、都の一撃を喰らった組員は、およそ人間とは思えない奇怪な悲鳴を上げながら後方へとすっ飛んでいく。悲鳴の途中で意識を失ったらしく、ハデな音を立てて壁に激突しても、そのまま床に崩れ落ちたままピクリとも反応しない。
 だが、彼は一方的に都に倒されたワケではなかった。打たれ際に突き出したナイフが都の脇腹に突き刺さっていたのである。
 「・・・・・・くっ!!」
 都は焦る気持ちを抑えながら、慎重にナイフを引き抜く。激痛に顔をゆがめつつ、傷の具合を確かめると、幸いにして重要な脈も神経もやられておらず、安堵の息をつく。
 だが痛みや出血まではどうしようもなかった。油断なく壁際に身を寄せながら、都は痛烈な舌打ちを漏らした。
 「・・・・ちっ、あたしとしたことが。少し舐めてたな」
 「お互いにな。オレもヤキがまわったかな?」
 都の呟きに応えるように、霧香が彼女のそばに身を寄せてきた。撃たれた右脚を朱に染めているが、その双眸に敗北の澱みはなく、むしろ楽しそうに輝いている。
 「・・・・華澄センセイ、よく笑ってられるねえ?」
 「え? オレ笑ってた?」
 「うん。お楽しみはこれからだあっ、て感じで」
 「そう? やっぱ判るのかなあ?」
 ひとりは脇腹を、もうひとりは右脚を血で染めながら、緊張感のない会話をかわすふたりに、追い打ちをかけるべく集まっていた男たちは唖然となった。
 「・・・・てめーら、俺たちヤクザを舐めるのも大概にしやがれ! 今すぐあの世に送ってやってもいいんだぜ」
 男のひとりがトカレフを引き抜きながら、底冷えのするような声で恫喝する。それに対する女たちの台詞は、水をかけられたカエルのようにけろりとしたものであった。
 「ならやんなさいよ。べつにあたしたちに遠慮することないじゃない」
 「まったくだな。だいたいさっきまでオレになかなかかかって来なかったクセに、何をイキがってんだか。最近の男ってのはキ○タマちっこいのかねえ。どう思う? 都クン」
 「・・・・あたしにそんなこと訊かないでっ!」
 「わかんないか・・・・。じゃあ、ケツの穴が小さいんだ。そうだろ、都クン?」
 「知らないわよ! そんなの!!」
 平然と話す霧香に対して、都は顔を真っ赤にして応える。さすがにこの辺は生粋の女性ともと男とのメンタリティーの違いであろうか。
 銃口を前にしてあくまでもマイペースを貫くふたりに、男たちは黙って銃口を向ける。かちりと撃鉄を起こす音が一斉に響いた・・・・・・と、同時に――
 小便小僧が飛んできた。 
 「なっ・・・・!?」
 「うわああああああああっ!!!」
 巨大な石造りの赤ん坊が、台座ごと回転しながら男どもをなぎ倒す。総重量1トンを越える重量物が、銃を握った組員の腕や肋骨を粉砕し、一瞬にして屍の群れへと変貌させた。
 どかっ!! ずずずうううんんんん・・・・・・・・!!!!
 ゆっくりと回転しながら、小便小僧は男たちを飛び越えて落下する。床に大いなる傷跡を残しながら事務所中を沈黙させた重量物は、最後にごとん、と鈍く堅い床音を立てて沈黙した。石造りの赤ん坊がダ○ラを呷(あお)りながら男たちを見上げている。
 「・・・・ふう、大丈夫? ふたりとも」
 「・・・・あんたも無茶苦茶やるわね、ユーキ?」
 気遣わしげにかけられた声に、都は呆れたような返答を返す。見ると、自分より巨大な物体をぶん投げたせいか、荒く息をつき、両手を下に投げ出したような姿勢で優輝がふたりを見つめていた。まるで女子中学生のような儚げなその姿からは、とてもさっきの危険物を投げつけた人物には見えない。最初にやったような、ただ放り込んだだけ(それだけでも充分に異常だ)ではなく、回転をつけながら叩きつけたのだから、人間ひとりの腕力などでできることでは絶対にない。
 何者だ? この小娘・・・・・・。
 男たちの間に根元的な恐怖が広がった。
 
 
 「・・・・くしゅん!」
 「あ、バカ! なにくしゃみなんか・・・・!」
 不意に聞こえてきた会話(?)に黒崎は顔を上げた。大本が立ち上がり、声がしたと思しきドアに近寄って銃を構える。
 
 BANG! BANG! BANG!
 
 立て続けに銃声が響き、ドアノブを粉砕した。
 「だ〜〜〜〜〜っ! 今出てくから、止めなさいよっ、撃つの!!」
 「え、いいの? うたれちゃうよ、ムネのないおねーちゃん」
 「だ・か・ら! 止めなさい、その呼び方!!」
 銃撃で廃墟と化した剣呑な現場にしては、異様なまでに緊張感の欠ける会話が響き、やがてノブを失ったドアを蹴り開けながら、ふたりの少女が姿を現した。
 「さあ、出てきたわよ・・・・って、かおる。なにあたしの後ろに隠れてるのよ?」
 「だってえ、うたれちゃうしい♪」
 「あたしを盾にしようっての? あたしなら撃たれてもいいっての? 何よその♪ってのは?」
 「え〜〜〜〜っ、だってかある、こどもだもん♪」
 「あたしだってそーだわよ! 小学生なんだからね!」
 「そーか、だからムネがないんだね、ムネのないおねーちゃん♪」
 「連呼するなああああああっ!!」
 暴力系の男どもを前にして、緊張感ゼロのふたりである。このあたり、近親者の影響大と見るべきか、はたまたふたりのもともとの資質なのか、判断に苦しむところである。
 言うまでもなくこのふたり、鷹飼真輝と華澄かおるのお子さまコンビである。十歳前後の少女――真輝は柔らかそうな栗毛をダブルテールにした、勝ち気そうな瞳の少女で、頬に大きな絆創膏を貼り付けている。怪我をしたというより、なぜかトレードマークのように見えた。かおるの方は五、六歳と真輝よりもさらに幼く、ショートカットの幼稚園児といったところか。天真爛漫と無邪気を材料にして焼き上げたクッキーのような少女(というより幼女)だが、その材料の中に劇薬に類するモノが含まれている事に気づく人物はマレである。
 唖然として少女ふたりを見つめる大本と若竹を押しやりながら、黒崎は穏やかな表情でふたりに歩み寄る。懐のPPKを若竹に預け、少女たちの前で両膝をついて目線を下げる。「君たちは霞老師のご家族かな?」
「な、なによ! 問答無用でおそってきたクセに、いまさら何を訊こうってのよ?」
「大丈夫だよ、ムネのないおねーちゃん」
 必死でかおるを背後にかばいながら虚勢を張る真輝に、当のかおるから思いがけない声がかけられた。呼び名は相変わらず気に入らないが。
「なによ? なぜそんなことが言えるのよ?」
「だって、このおじちゃんいいひとだもん」
「へっ・・・・・・!?」
「ほう・・・・」
 あまりに予想外の台詞に真輝は絶句し、黒崎は面白そうなうめき声を上げた。硬直した真輝の脇を抜け、黒崎の前に立ったかおるは、持ち味である天真爛漫な笑みを浮かべた。
「こんにちは、おじちゃん。かあるになにかごよう?」
「・・・・ひょっとして、君が華澄かおるちゃんですか?」
「うん! かあるかあるなの♪」
 嬉しそうに声を上げるかおる。黒崎は、そんな少女を興味深そうな瞳で見つめていたが、やがて背後のふたりに武器を納めて撤収するように伝えた。
「そろそろ姿を隠した方が賢明でしょうからね。いつまでも警察屋さんが黙っててくれるとも思えませんし」
 黒崎の言葉に大本と若竹のふたりは頷いたが、その際真輝とかおるのふたりも同行するように促され、当然ながら猛反発の台詞が真輝の口から発せられた。
「なんであたしたちがヤクザ屋さんなんかについてかなきゃなんないのよ!?」
 なんか呼ばわりされて若手の優男はこめかみを引きつらせたが、古株の爺さんとリーダー格の渋い中年男は苦笑しながらもっともとばかりに頷いた。
「ヤクザなんか、か‥‥。言い得て妙ですな、若?」
「まったくですねえ。早く足を洗って、堂々と年金を受け取る身分になりたいもんですねえ」
 ため息をつきながら、どこぞの提督のような台詞を吐く黒崎であった。
「ねえおじちゃん、ねんきんって、もらえないといやなの?」
 無邪気な表情で問うかおるに、黒崎はなぜか真顔で答える。
「それは嫌なもんでしょう? まだ貰ったことはありませんが」
「そーかあ、きーかもそんなこといってたっけ」
「‥‥そうでしょうね。君のお母さんは戸籍上では存在しない“女性”ですし」
 納得したように頷く黒崎に、呆然としていた真輝がとっさに反応した。
「どういうこと? 霧香センセイやあたしたちのこと、どこまで知ってるのよオッサン?」
 真輝の“オッサン”発言に若竹と大本のふたりは唖然となったが、当の黒崎本人は苦笑したのみであった。なぜかかおるには大ウケしていたが。
「なかなかできるようですね、きみは。小学生とは思えないほどキレるアタマをお持ちのようだ」
「あたしのことなんか、どーでもいいわよ。そんなことより、質問に答えてよ!」
 黒崎の(半ば本気の)賞賛をあっさり聞き流しながら、なおも黒崎に詰め寄る真輝。事態の推移が全く読めない今回の事態に、いい加減いらついていたと言う事情もあったにせよ、小学生の少女がヤクザの親玉相手に堂々と食ってかかるという、ある意味で偉業を達成したという事実を、真輝は自覚しているのだろうか?
 ‥‥‥‥‥単なる怖いもの知らずなだけかも知れないが。
「いいでしょう。とりあえず、ここを出ましょう。話はそれからです」
 黒崎はそう言って足早に部屋を後にした。部下のふたりも後に続き、真輝とかおるのふたりはぽつんと取り残される形となった。
「‥‥ムネのないおねーちゃん、行かないの?」
「う、うるさいわね! 行くわよ。行きゃあ良いんでしょうが!!」
 無邪気そのものの口調で話しかけるかおるの台詞に、真輝は憤然として答えた。小さな肩を怒らせながら猛然と部屋を出る。かおるはその後ろ姿を見て悪戯っぽく笑うと、自らもとてとてと追いかける。
 階段の踊り場あたりまで降りたところで、かおるはふとある方角に顔を向けた。ぽつりと呟く。
「そろそろかな? これからがしょうねんば‥‥だったっけ? うん、しょうねんばだよ、おねーちゃん」
 うろ覚えの単語を確認しながら、いつにない真剣な表情をしているかおるの耳に、パトカーのサイレンが聞こえてきた。
 
 がくっと優輝の身体が崩れた。
「なっ‥‥!?」
 突然の変調だった。今の今までパワーにモノを言わせて男どもをなぎ倒していた優輝だったが、身体の動きに慣れてきたと思いかけてきた次の瞬間、突然膝から力が抜け、その場に崩れ落ちてしまったのだ。
「ユーキ!?」
「‥‥‥‥しまった!!」
 都の顔に驚愕が、霧香の顔に悔悟の表情が浮かぶ。霧香の台詞を聞きとがめて、思わず食ってかかる都。
「しまったって、どーゆー事? ユーキになにがあったの、霧香センセイ?」
「このおっ!!」
 霧香の返答は、気合いの入った咆哮だった。とっさに拾った拳大の瓦礫を、かけ声とともに都の背後に迫ってきた組員の顔面に叩きつけたのだ。
 砕け散った前歯をまき散らしながら吹っ飛ぶ組員。荒い息をつきながら、霧香はおもむろに語り始めた。
「‥‥変身の第二段階に入ったのさ」
「第二段階?」
「まずったな。二日くらいは保つと思ったんだが、とんだ計算違いだ」
 心底悔しそうな表情で唇を噛む霧香。なおも問いつめようとした都だが、またしても襲ってきた組員に気づいて、質問を中断する。
 脇腹に傷を負った都と脚に銃弾を喰らった霧香のふたりは、十全の戦闘力を発揮できないため、コンビを組んで戦闘を継続していた。とはいえ、動きが制限されている上、なぜか次から次へと新しい組員たちが湧いてくるため、人数的なハンデは解消されていない。
 ちなみに霞善治郎はというと、別の方にできた組員たちの群れの中で奮闘しているのか、姿が見えない。
「‥‥くっ‥‥‥!」
 優輝の身体が動いた。ゆっくりと、動かない身体をむりやり動かすように必死に腕を突っ張るように身体を起こしていく。
「ダメだ! 優輝クン、今身体を動かしちゃあ!!」
 優輝の動きに気づいた霧香が、慌てたように声をかけるが、優輝の必死の動きは止まらない。
「‥‥動かなきゃあ、闘えませんよ。違いますか、センセイ?」
「そりゃあ、そうだが‥‥」
 荒い息をつきながら話す優輝に、霧香は言葉を失う。優輝は苦しげな息の中、にこりと笑いながらなおも言葉を続けた。
「ボクは自分からケンカを始めることはほとんどないけど」
「ウソ言いなさいよ!!」
 茶々を入れてくる都の台詞を無視して優輝。
「でも、始めたケンカは勝つまで止めない! ボクはそう決めてるんだ。これって悪いことかな、センセイ?」
 あどけない表情で問いかけてくる優輝に、一瞬現在の窮状を忘れかけるふたりだった。
 問いかけの内容は、およそ容姿とかけ離れたものであったが。
「ボクは負けない。殺されたって負けるもんか!」
「――なら死んでみなさい。それできみが勝つかどうか、試してみましょう」
 ドムッッッッッ!!
 優輝にかけられた台詞が終わると同時に巨大な砲声が轟き、優輝の身体が吹き飛ばされた。
「なっ!!!??」
「ユーキっ!!!??」
 優輝の身体は文字通り吹き飛んで、壁に叩きつけられた。崩れ落ちた身体から金属製の塊がごろんと転がり落ちた。先端が丸くなった円筒状の物体で、後端に斜めに筋状の溝が刻まれている。
 がしゃん、とポンプアクションで薬莢を排出したのは、先刻優輝に膝をもらって沈黙したはずの肥満体であった。根性はともかく身体だけはタフらしい。
「‥‥スラッグ弾の10番ゲージ、直撃を喰らって血も出ないとは‥‥。予想以上の化け物ですな、その小娘は」
 ショットガンを握りしめて忌々しげに呟く風間警視正。常人であれば、防弾チョッキを着ていても、チョッキごと真っぷたつにしてしまえる程破壊力をもった銃弾である(と言うより、そもそも人間相手に使用するような弾丸ではないのだ)。風間の慨嘆もある意味当然とも言える。
「‥‥まあ良いでしょう。もう一発、至近距離で頭にでも喰らえばさすがに‥‥」
 呟いてゆっくりと優輝の方へ歩みを進める風間。
「ユーキっ! ユーキっ!!」
 都が必死に倒れた優輝に呼びかけるが返答はなかった。駆け寄りたくても襲ってくる組員たちに対応するのが精一杯で、近づくどころではなかった。
「くっ! こんなときに、親父は何してんだ!?」
 霧香もほぼ同じ状況だった。今更ながらあらゆる面での計算違いに臍をかむ。
 壁を背にして力無く座っている優輝の目前に、ショットガンを持った肥満体が立つ。ゆっくりと銃を構え、優輝の頭に銃口を突きつけて呟く。
「さあ、お待たせしましたね。今度こそ死になさい」
 風間の指に力がこもった。
 
続く
 
お待たせしましたあっ!
ほぼ半年ぶりのキャリアーです。
にしては、今回あまり萌えどころがありません。まあ、戦闘中ですし、ある意味仕方ないと言えば仕方ないんですが、お待たせしまくってた皆さんに、こんなものをお届けして良いのだろうか?
 それにしても相変わらず黒崎の行動が読めません。ゴールは決まっているのに、素直にその方向に走ってってくれるんだろうか? すっごく不安です。
 読めんといえば、ブラック商会の組員ども。いったい何人いるのだろうか?
 作者にもわかりません。(無責任)
 おそらく次回で最終回になると思います。寛大にお待ちください。
 
HIKO

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